三原羽衣「次は会話劇」宇賀那監督「せりふないやつを」 映画「ブルックリン―」インタビュー2

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2026年02月11日 08:00  日刊スポーツ

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映画「ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私」で主演を務める三原羽衣(撮影・江口和貴)

女優三原羽衣(23)が、13日公開の映画「ブルックリンでZ級監督と恋に落ちた私」に主演する。三原演じる日本で売れっ子女優のシイナは仕事を放り出し、ボーイフレンドのレン(中川勝就)とニーヨークへ。わがままをし放題で、スーツケースもスマホも持たずに置き去りにされる。英語も話せずに絶望するが、売れない映画監督(エステバン・ムニョス)と出会い、ホラー映画に出演することになる。三原と宇賀那健一監督(41)に聞いてみた。【小谷野俊哉】


   ◇   ◇   ◇


モデル、ダンサー、女優としてきれいなメークをしてきた三原だが、劇中映画で幽霊のメークもした。


三原「あんな格好は今までになかったんですが、結構面白かったですね。写真を撮りまくりました。宇賀名さんは、緑のゲロが好きなんです(笑い)」


映画監督と女優の恋を描いている。


宇賀那「現場で、その余裕のある体制でさせてもらったことはないんですよ。ただ今回の映画にプロデューサー役でちょっと出てるんですけど、ロコっていうのが現地プロデューサーに入ってくれているんです。彼が実際、ブルックリンに住んでる。3年くらい前に、彼の家にしばらく泊まっていたんです。その時の経験が結構詰まっていますね。僕の実体験を描いた映画じゃないかって言われるけど、その部分があるんですよ。ホラー好きだし、パンク好きなんですけど、ロコの部分も結構入ってるかなと思います」


三原が演じるシイナは、ニューヨークで撮影中にSNSを通じて、日本でスターだと言うことがバレる。


三原「私は結構自分の作品を見るのが恥ずかしくなっちゃうタイプなんですけど、一つの作品として客観的に見られたし、面白かったですね。とにかく笑いました」


三原はTikTok、インスタグラム、YouTubeで200万超の人気を誇る中高生のカリスマ。そのファンは「ういらー」と呼ばれる。


三原「スマホがなくなったら、生きていけないと思います。高校生の時にちょうどコロナの時期で、学校も行けない自粛期間で、ずっと自宅待機しなきゃいけなかったんです。暇だったから、TikTokに載せてたらバズっちゃって。コロナが大きいですね」


ダンサー、モデルとしてとしても活動していた。


「ダンスは、小学校4年生から高校1年生くらいまで。LDHさんのダンススクールでEXPGスタジオっていうところの特待生として、EXILEさんのバックダンサーとかで踊ってました」


モデルは親の勧めで始めた


「自分の意思というより親が応募してたまたま通って、本当に言われるがままみたいな感じでしたね。小学校年から高校1年までやりました。高校2年の時にグランプリを取った『日本制服アワード』は自分から応募したんですけどね。きっかけとなった小学校時代のモデルは、親が勧めたから」


女優の道に進むのは自身の意思だった。


「憧れてとか、そういう大層な理由はないんですけど、ダンスもやったし、モデルもやったし、でもそれでやって行きたいわけじゃない。一回、普通の高校生に戻ろうっていうので、何も触れずに半年ぐらい過ごしたんですけど、物足りなすぎて。やっぱり、人前に立つ仕事をしたいなと思って、挑戦したことのなかった女優をやってみたいと思いました。最初にお芝居をやってみたら難しかったし、何も分からなかったけど、逆にそれが楽しくて」


今までは清楚(せいそ)なかわいらしい役が多かったが、今回はその殻を破った。


三原「まず、この作品をたくさんの人に広めたいっていう気持ちが大きいですね。そこからつながる何かがあればいいなと。次は会話劇の作品をやってみたいです。今回は、会話はあるはあるけど伝わってないっていう感じでしたから」


宇賀那監督も、三原を起用した次回作を考えている


宇賀那「僕も考えてたんですけど、正反対のことを言われちゃった(笑い)。せりふのないやつを一緒にやってみたいですね。動きだけで、せりふが全くないかどうかは別として、すごく少ないものを一緒にやってみたいなと思っています」


(終わり)


◆三原羽衣(みはら・うい)2002年(平14)9月22日、兵庫県生まれ。20年(令2)「第7回日本制服アワード」で女子グランプリ。21年WOWOWオンデマンド「こころのフフフ」で女優デビュー。同年「劇場版 事故物件4」で映画デビュー。23年TBS「私がヒモを飼うなんて」。160センチ。血液型B。


◆宇賀那健一(うがな・けんいち) 1984年(昭59)4月20日、東京都生まれ。青学大経営学部卒。高校時代から俳優として活動して、監督業に進出。俳優として03年舞台「ROAD 地雷を踏んだらサヨウナラ」、04年映画「バッテリー」主演、06年映画「着信アリfinal」、10年NHK大河「龍馬伝」。08年映画「発狂」で初監督。長編映画は16年「黒い暴動ハート」、18年「サラバ静寂」、19年の「魔法少年☆ワイルドバージン」は20年「転がるビー玉」、22年「異物−完全版−」、23年「ラブ・ウィル・テア・アス・アパート」など。168センチ。血液型B。

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