花王が血行促進により表皮細胞が活性化するメカニズムをヒトの肌で確認

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2026年02月13日 15:40  Fashionsnap.com

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 花王が、炭酸ガス配合組成物を塗布すると毛細血管が拡張し血行が促されることで、エネルギーを生み出す働きを担う表皮細胞のミトコンドリア代謝機能が活性化することを、ヒトの肌で捉えることに成功しました。血行がよいと肌状態の向上につながるという仮説を細胞レベルで裏付けた形になる。

 同社は、炭酸ガス研究のパイオニアとして、毛細血管の状況や機能に関する追求を続け、血行と表皮の肌状態に関連があることに着目。炭酸ガスによる毛細血管の拡張が、表皮細胞への酸素供給量を増加させ、ミトコンドリアの代謝状態が変化することで細胞自体の機能がよくなるという仮説を立て、検証を行った。
 検証のため、表皮細胞のミトコンドリア代謝状態を高精度に評価することができる技術を開発。ヒトの肌へ高濃度の炭酸ガス配合組成物と炭酸ガスを含まない組成物をぞれぞれ塗布し、測定と比較を行った結果、炭酸ガスを含む組成物を塗布した肌のほうがミトコンドリア代謝機能が高まることを確認した。変化が生じている毛細血管の状態をさらに解析し、毛細血管の拡張とミトコンドリアの代謝機能に連動関係があることを発見。毛細血管は細胞代謝によい影響を与えていると結論づけた。
 さらにそのメカニズムを検証するための研究を進めたことで、酸素濃度の上昇がミトコンドリアの代謝機能を高めることまで突き止めた。
 同社は、今回の皮膚科学研究での知見を活かし、美しく健やかな肌と毛細血管血流の関係について、さらなる研究を進めていく。

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