
<こんな人>
侍ジャパンの宮崎合宿が14日、スタートした。合流に先駆けて正捕手候補の阪神坂本誠志郎捕手(32)がインタビュー取材に応じ、初のWBCに向かう決意とビジョンを余すことなく語った。抜群のコミュニケーション能力や洞察力、分析力で虎の司令塔にのし上がった「侍の頭脳」が短期決戦で考えていることとは?
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阪神坂本誠志郎捕手(32)のインタビュー取材ではいつも「質問欲」をかき立てられる。期待した答え、予期せぬ答え、悩んだ末の回答保留、関西人らしいエスプリの効いた言い回し。取りつくろわない素直な返答なので、思い切って普段から気になっていた疑問をぶつけてみたくなる。
話しやすい雰囲気を作るのも上手だと思った。今回の取材用にイスが1脚用意された。インタビュアーである記者は立つか、人工芝にひざ立ちして視線を合わせるか、という状況だったが「僕だけイスに座るのは嫌やなあ」と言って、おもむろに地べたに座った。「話している間は撮影ないですよね?」と確認した上で、足も崩した。正座していた記者も気づけばリラックスモードに入っていた。
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撮影用に、色紙にサインをお願いした。何か一言とお願いすると「チョケて(ふざけて)もいいんですか?」とニヤリ。どうチョケるのか逆に興味深い、と言うと「シャンパンファイト」。全然ふざけてもいないし、かといって型通りでもない。そこのチョイスもまた、絶妙だった。
コミュニケーション能力はかけがえのない長所だ。代表では、とくに投手との対話を大事にすると言っていた。シミュレーションもしている様子だった。結束力がカギを握る急造チームにおいては、より価値が高まるスペック。初対面の選手との距離が見る間に詰まっていくのが容易に想像できる。【阪神担当=柏原誠】
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