全く新しい“スペックB”を持ち込んだアウディF1「ライバルたちに大差をつけられてはいない」とヒュルケンベルグが自信

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2026年02月14日 15:50  AUTOSPORT web

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2026年F1プレシーズンテスト(第1回バーレーン) ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
 アウディF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、年初からチームが積み重ねてきた進歩に勇気づけられていると、バーレーンテスト期間中に語った。2026年型マシンR26には「さらなるポテンシャルがある」として、「ミッドフィールド上位から大きく遅れているわけではない」と彼は言う。

 ザウバーを買収する形で2026年からF1ワークス参戦を行うアウディは、R26を迅速に開発するため全力を尽くしており、バーレーンテスト1回目には、1月に走らせたものとは全く異なる外観のボディワークを持ち込んだ。

 1月9日にバルセロナでシェイクダウンが行われた際のマシンは、オールブラックで、外観上は最後のザウバーと比較してそれほど大きな違いは見られなかった。この時の走行の目的はまったく新しいアウディ製パワーユニット(PU)で貴重な走行距離を重ねることにあった。

 1月末に『バルセロナ・シェイクダウン』が非公開で行われた時点で、アウディはすでに2026年仕様車により近いシャシーを用意していたが、真のR26が姿を現したのは、2月11日にスタートしたバーレーンテストでのことだった。この時のR26はいくつか独特なソリューションが施されており、中でも特筆すべきは、極端に小さいサイドポッドコンセプトだった。この形状は、アウディのパワーユニットが過度な冷却を必要とせずに機能することを示唆している。

 ヒュルケンベルグは、バーレーンに持ち込んだマシンはバルセロナ版とは「全く異なるマシンであり、完全に別物だ」と認めた。

「パフォーマンス面でも信頼性の面でも、大きく前進した。周回を重ね、コース上で走行距離を稼げるのは良いことだ。バルセロナからここまでで、僕たちは大きな進歩を遂げたと思う。バーレーンはバルセロナとは全く異なるコースで、ストップ・アンド・ゴーが多く、非常に要求が厳しく容赦のないレイアウトだ。粗いアスファルト、低いグリップ、強風、高い路面温度といった条件が重なり、マシンの弱点を数多く露呈させる。これほど厳しい条件を見つけられるサーキットは多くない。僕たちにとってとても価値のあるテストになる」

 現時点でマシンの相対的なパフォーマンスについて結論を出すのは時期尚早であり、当面の焦点は別のところにあるとヒュルケンベルグは明言した。

「走行を重ねて、あちこちで最適化を図っている。少なくともそうしようと努め、異なるセッティングを試しているんだ。走行ごとに段階的なプロセスを踏んでいる。チームがさまざまなことを試し、僕たちドライバーが感触についてフィードバックを提供し、調整し、再びコースに出る。そういう意味で、本当のテストウイークだ」

 一方でヒュルケンベルグは、ストップウォッチからも目を離してはいない。

「競争力という点では、僕たちはミッドフィールドの最上位勢から大きく遅れているわけではないと感じる。ただし、判断は難しい。パワーユニットのエネルギーモードだけでもラップタイムに大きな差が生じるし、燃料搭載量も常に不確定要素だからだ」

「最終的なことはまだ言えないが、まだ長い道のりがあり、多くの作業が残っていることは分かっている。すべてを完璧に調和させることができれば、このマシンにははるかに大きな可能性があると感じる」

 バーレーンテストの3日間総合のタイムシートにおいて、ヒュルケンベルグは22人中12番手、チームメイトのガブリエル・ボルトレートは14番手だった。周回数では、アウディは11チーム中5番手に位置している。

[オートスポーツweb 2026年02月14日]

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