
2021年に亡くなった細木数子さんが編み出した『六星占術』を継承している細木かおり。母である数子さんの教えを“令和版”にアップデートした書籍『宿命大殺界の乗り越え方』(幻冬舎)を2025年12月に上梓した。
そもそも『六星占術』の継承者って、どんなことをしているの?
「執筆活動やテレビ、YouTubeへの出演に加えて、月に1〜2回、東京と京都で個人鑑定をしています。家族でご相談にいらっしゃる方もいて、多いと月に30組程度の鑑定をします」
日々、慌ただしく活動しているが、
「毎朝、起きたら必ず窓を開けて朝日を浴びて、部屋の空気の入れ替えをするようにしています。前の日の夜に、資料の確認や着る服の用意など、次の日の準備を済ませておくのもこだわりです。朝、バタバタして出かけると、その日のパフォーマンスが落ちてしまいますから」
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一方、プライベートでの息抜きはというと、
「料理をすることですね。ごはんとみそ汁とおかずというシンプルな和食の献立が定番ですが、娘たちからのリクエストで韓国料理や中華、イタリアンなんかも作ったりします。どれも調味料さえそろえてしまえば案外、簡単なんですよ」
47歳にして3人の孫を持つ“おばあちゃん”
また、47歳にして1男2女の子どもと、3人の孫を持つ“おばあちゃん”でもある。息子家族とは一緒に暮らしているそう。
「仕事を終えて帰ったときに孫が起きていると、一日の疲れが吹っ飛びます。私にとって、いちばんの癒しですね。6歳と5歳の女の子たちは、私が料理をしていると自らキッチンに来て、手伝ってくれることも。いちばん下は1歳の男の子なのですが、一緒に外で遊ぶことが多いです」
子どもや孫と接する中で刺激を受けることも多い。
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「先日は、BLACKPINKのライブに行ってきました。もともと娘たちがハマっていて、車でよく曲をかけていたんです。そのおかげで、私も全曲楽しめました。あと私、ピンク色が大好きなんです。
それがまさにグループ名に入っているということで、初めて知ったときに思わず反応してしまって(笑)。今の私には、自発的に“推し活”をするような時間や心の余裕は正直ないのですが、娘や孫から最近の流行りを自然と教わっています」
では、最近になって覚えたアーティストは?
「ちゃんみなさんですね。あと、HANAと『しなこ』ちゃんも孫から教わりました。世代が違うからこそ、一緒に暮らしていると学びや気づきがあって面白いです」
子どもや孫との充実した日々を送っているが、母・数子さんはこうした経験はできなかったという。
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「母には実子はおらず、私はもともと姪で、『六星占術』を引き継ぐにあたって養子縁組をして娘になった立場です。ある意味、私生活の面に限っていえば母を“超えた”のかもしれません。でも、仕事の面では“超えたな”と思えることは生涯ないかもしれません。少しでも近づけるように、努力して邁進していきたいです」
母も時に弱音を吐くこともあった
バラエティー番組で“ズバリ”と物申す毒舌トークがおなじみだった細木数子さん。娘から見た母は、どんな人だったのか。
「私から見ると“普通のおばあちゃん”なんですよ。普通といっても、ゴージャスさとかパワフルさはありましたけどね(笑)。日々の活動で大変な中、いつも愛情を持って私たちに接してくれていましたし、時には弱音を吐くこともありました。
あとは、とにかく倹約家で、モノを大切にする人でした。私が使用している家具は昔に母が買ったものばかりですし、着物や服もサイズを直して着ることも多く、母から受け継いだものを大切にしています」
細木数子さんが亡くなって、もうすぐ5年。跡を継ぐにあたって教えられたことは?
「『六星占術』を通じて母が伝えたかったことや、人の幸せのためを思って邁進してきたという“軸”はぶらさずにいてほしいと言われました。そうした発信の仕方は時代によって変わるものなので“そこは、あなたらしくね”とも。なので、YouTubeなどの母の時代にはなかったツールを取り入れながら、情報発信をしています」
時代の変化も強く意識しているという。
「昔はすごく厳しいことを言えた時代でしたし、言ってあげないといけない時代でもあったと思うんですね。でも、いいか悪いかは別として、今はそうじゃなくなってきていると思います。
なので、昔よりもご相談者さんに寄り添えるように気をつけています。もしも母が今の時代に活動していたら、非常に生きづらかったと思いますが(笑)」
4月から細木数子さんのネトフリドラマ
そんな母・数子さんの半生を戸田恵梨香が演じるドラマ『地獄に堕ちるわよ』が4月27日からNetflixで配信される。
「予告映像もチェックしましたよ。身内じゃなかったら“面白そう!”と思っていたと思いますが、親族としてはドキドキです(笑)。制作の報告を受けたのみで、ネトフリ側からの取材を受けたり、内容の監修をしたりはしていないので、母がどう描かれているのかまったく知らないんです。
もちろん、私が登場するか、出てくるにしても誰が私の役をやるのかもわかりません。“あくまでフィクションですから”とは聞いていますが、世間の反応もどうなることやら……」
ドラマ化されるほどの人生を送った細木数子さんに対して、後継者としてプレッシャーを感じることはあるのか。
「母のようにはなれないし、そうなろうと思って継承したわけではないので、そういう意味ではプレッシャーはあまりないですね。
それよりは『六星占術』継承者として、『六星占術』を知らない若い世代にも認知を広め、次世代につないでいく今の私の活動を見て、あの世でどう思っているのかが気になります。母が満足してくれていたらうれしいですね」

