副議長人事巡り中道混乱=小川氏、出だしでつまずき

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2026年02月18日 07:31  時事通信社

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取材に応じる中道改革連合の小川淳也代表=17日午後、東京都千代田区
 中道改革連合が、野党第1党から充てることが慣例の衆院副議長人事で混乱を露呈した。立憲民主党系が軒並み打診を固辞。特別国会の召集直前まで決まらず、見かねた公明党系が「助け船」を出した。衆院選惨敗による人材不足は深刻で、小川淳也代表は出だしからつまずいた。

 「機微に触れる。ほとぼりが冷めたら話すかもしれないが、この場はお許しいただきたい」。17日、東京都内で記者団から副議長人事の経緯を問われた小川氏は言葉を濁しつつ、党内の不協和音を暗に認めた。

 小川氏は13日の就任直後から、党幹部と並行して副議長の人選を進めた。ただ、重鎮クラスが就くなど「上がりポスト」と目される立場を敬遠する向きは多く、週末を挟んでも調整は進まなかった。

 「論戦で力を尽くしたい」「比例復活だから辞退する」。複数の立民系ベテランに対し、小川氏は自ら電話などで説得に当たったが、色よい返事は得られずじまい。51歳の泉健太氏にも打診したが、SNSで「なぜ俺に回ってくるのか」と反発され、足並みの乱れをかえって内外に印象付けた。

 「ここまで難しいとは」。頭を抱えた執行部側が頼ったのは、党内で多数派となった公明系だ。立民系幹部は17日朝にかけて、斉藤鉄夫前共同代表に電話し「立民ではまとまらない」と協力を要請。公明系は、衆院選の比例優遇に対する立民系の反発を考慮し、一連の人事と距離を置いていたが、最終的に代表経験者の石井啓一氏を推すことを受け入れた。

 二転三転の末、初の公明系副議長が誕生する見通しとなったことについて、小川氏は「党内融和の一環だ」と説明。苦しさは否めず、公明系ベテランは「泉氏で決まったと聞いたのに」と漏らした。

 17日の中道、立民、公明3党首会談では、首相指名選挙に向け足並みをそろえることで一致。ただ、立民内には「小川首相」を認めない声もくすぶる。「いろいろな考えがあることは聞いている。できるだけきれいな形で(まとまりたい)と思っている」。会談後、小川氏は3党の結束を訴えた。 

このニュースに関するつぶやき

  • ヘタに役職についてしまうと離脱ができなくなるという見込みなのだろうな。オンボロ船から逃げるか逃げないか迷っている哀れなネズミ。自業自得としか言いようがない。
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