【フィギュア】初出場17歳が堂々首位 中井亜美「正直ビックリ」も「自信もすごくありました」

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2026年02月18日 08:58  日刊スポーツ

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女子SPの演技を終え得点を確認し、ガッツポーズする中井亜美。右は中庭健介コーチ(撮影・前田充)

<ミラノ・コルティナオリンピック(五輪):フィギュアスケート>◇女子ショートプログラム(SP)◇17日(日本時間18日)◇ミラノ・アイススケートアリーナ


【ミラノ=木下淳】初出場の17歳、中井亜美(TOKIOインカラミ)が、ショートプログラム(SP)首位発進を決めた。自己ベストを0・71点更新する今季世界2位の78・71点。五輪でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めた史上4人目の日本女子スケーターになった。伊藤みどり、浅田真央、樋口新葉に続く成功で、最年少記録となった。


冒頭の大技を皮切りに、ルッツ−トーループの連続3回転、3回転ループも決めた。3本のスピン、ステップシークエンスでも全て最高のレベル4を獲得。五輪デビュー戦で堂々の演技を完遂した。


「正直、ビックリしていますし、この舞台でこれだけの演技ができたことがすごくうれしい。でも、結構、練習からも調子が良かったので、本番はあとやるだけかなって思っていて、自信もすごくありましたし、今回は落ち着いてショートプログラムを終えることができたので、本当に良かったと思います」


シニア1季目の今季、グランプリ(GP)シリーズ初戦のフランス大会で日本女子3人目の初出場優勝。GPスケートカナダでも銅メダルを獲得し、シリーズ上位6人によるGPファイナルでは日本勢最高の銀メダルを獲得した。年末の全日本選手権では、総合4位。大舞台で安定した結果を残し続け、女子3枠の五輪切符を勝ち取った。


武器とする大技トリプルアクセル(3回転半)は、SP、フリーともに1本ずつ組み込んでいる。ジュニア時代は計3本を組み込むこともあったが、今季は「ノーミスすれば1本でもしっかりと戦える」と質の向上にこだわってきた。2位となった直前の4大陸選手権(北京)ではともに決めることはできなかったが、「いつもと全然違う感覚で跳びにいってしまった。自信を持って跳びにいかないとダメ」と気持ちを強く臨んだ。


フリーは19日。17歳がミラノでも堂々と舞う。


◆中井亜美(なかい・あみ)2008年(平20)4月27日、新潟市生まれ。5歳で競技を開始。21年にMFアカデミーに移籍。22年全日本選手権4位。23年世界ジュニア選手権銅メダル。24年に通信制の勇志国際高に進学。同年ジュニアGPファイナル3位。シニア1季目の25−26年シーズンは、GPフランス大会で日本女子3人目の初出場優勝。GPファイナルは日本勢最高の2位。趣味K−POP。身長150センチ。

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