【イタリアの風】エスカレーターは“関西式” フィギュア選手も盛り上がる地域ネタは万国共通

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2026年02月18日 11:15  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

フィギュアスケート会場の最寄り駅のエスカレーター。イタリアは右立ち(撮影・松本航)

<イタリアの風>


ぼんやりとエスカレーターに乗りながら、ふと思った。「あれ?」。次の機会に乗ってみて「やはり」となった。


右に並び、左を空ける“ミラノスタイル”が懐かしい。私は兵庫・宝塚育ち。30歳だった21年秋の異動で初めて東京に住んだ。関東は右を空ける「左立ち」。近ごろ両側立ちが推奨されている話は置いておいて、習慣の違いがある。


地域柄の話題は至るところでなされる。米ボストンで行われたフィギュアスケートの25年世界選手権。神戸で育った坂本花織、東京生まれの樋口新葉、数人の記者で盛り上がった。私が東京に住み、最も驚いたのは夏祭りの「あんずあめ」。「何それ!」と反応した坂本は「モータープールって知ってる?」と樋口に問いかけた。関西で「駐車場」を指す単語の浸透度は限定的。たくさん笑った。


ところで、ミラノのエスカレーター「右立ち」に地域性はないのだろうか。日刊スポーツ取材班のカメラマンで、イタリア人のパオロ・ヌッチ(60)に聞いてみた。「確かにそのルールはあるよ。でも、ここはイタリアだから、守らない人もいる。(ミラノなど)北イタリアはルールを尊重する傾向があって(中央の)ローマから南はそうでもないね」。仕事で忙しいのに5分で返信が来た。地域柄ネタは面白い。【松本航】

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