
子どもが複数人いると、週末の予定で意見が割れることもあるでしょう。上の子が「動物なんて触りたくない!」、下の子は「美術館なんて退屈!」と言いはじめれば、親としては頭が痛い課題かもしれません。家族といえどもみんなそれぞれの意思をもった人間ですから、趣味が違うのは当然のこと。家族全員が満場一致で楽しめる場所を探すのは、なかなかに難しい話でしょう。
『きょうだいで行きたいところが違う場合、お出かけはどうしていますか?』今回の投稿者さんにはお子さんが2人。上の子は動物が苦手なので、投稿者さんと下の子の2人だけで動物カフェへ行きました。しかし翌日、今度は上の子が美術館に行きたがりました。投稿者さんは興味がなかったため「パパと2人で行って」とひと言。すると上の子はあからさまに嫌な顔。旦那さんからも「そんな冷たいこと言わないでさぁ」と諭されて、結局無理して家族全員で出かけました。しかし投稿者さんの予想通り、下の子が飽きて結局別行動になってしまったのです。「結局現地で別れるなら、最初から別行動でいいのに」と投稿者さんは思ってしまうのでした。さてママたちは同じような状況下で、どんな決断をするのでしょうか?
投稿者さんの気持ち、わかる。別行動でいいよね
ママたちからは投稿者さんに共感する声が寄せられました。「無理して退屈な時間に付き合う必要はない」と、現実的な満足度を重視したのでしょう。
『うちも別々で行動すると思う。やっぱりきょうだいで好きなものが違うもの。最悪なのは興味もないライブや映画に行くこと。苦痛でしかない』
『うちもバラバラで行くかな。興味のないところに行ってもつまんないとか、早く帰りたいとか言いはじめてお互い嫌な気持ちになるから』無理に全員で出かけてお互いに不満が残るくらいなら、いっそそれぞれが好きなことをして、ハッピーに過ごしたほうがマシ! と考えたママたち。ストレスをためず、家族が仲よくいるための合理的な選択ですね。
興味ないことにも触れる経験、家族みんなで出かけることに意味がある!
さて一方で、家族みんなで出かけることを推すママたちもいました。
『興味あることを探求するのって大事だけど、興味ないことにも触れるって同じくらい大事だと思うんだよね。お出かけや旅行って、「どこ行くか」より「誰と行くか」だと思ってるし』
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『うちもみんなで一緒に。行く先は順番。「興味ないから」「つまらないから」で嫌な顔や態度をとるような嫌な人にはなってほしくないし、なんでも楽しめる大人になってほしいから、なんでも平等に順番で決めてる』「興味がないことにも触れるのは大切なこと」と訴えたママたち。興味がないと思っていても実際に触れてみたら意外とおもしろかったり、「本当に興味がない」と再確認することで自分らしさを確立する手助けになったりすることもあるでしょう。また「誰と行くかが大切」との意見も出ました。家族で過ごす時間そのものが重要だと考えているからこその意見ですね。
断るときは「言い方」も重要
とはいえ別行動をすること自体は、決して悪いことではありません。しかし今回の投稿でママたちが引っかかったのは、投稿者さんの「興味ないから行かない」という断り方でした。
『わが子の好きなことに「興味がもてないから行きたくない、行かない」っていうのは親としての愛情が薄いなぁ……って正直思っちゃいました。「自分の行きたいところにお母さんと一緒に行きたいな」って、わが子が親に向ける愛情ですよね』
『下の子がお母さんを独り占めする日があるなら、上の子もお母さんを独り占めする日がほしかったのかもよ』
『子どものやりたいことに親が興味ないってダメよ。中学生になれば「親と一緒に行きたい」なんて言わないもの。ちょっと面倒なのを我慢して、授業参観に行くくらいの気持ちで付き添ってあげればいいよ』
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興味や関心が違う子ども2人をもち、お出かけについて悩んでいる投稿者さん。興味があるかどうかではなく、下の子との時間をもった分、その日を「上の子のワガママにママが付き合う日」にしてあげたら、上の子の心は満たされて今回の問題は解決に向かったかもしれませんね。家族のお出かけは、全員が100%満足する必要はありません。「興味がないけれど、あなたが喜ぶ顔が見たいから行くよ」という愛情を伝えるための時間に変える。そう考えることが、家族でいられる貴重な時間を最大限に活用する賢いママの選択といえるでしょう。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・善哉あん
