平井堅 デビュー30周年記念ツアー最終公演で見せた30年の感謝と今後の誓い

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2026年02月24日 06:00  日刊スポーツ

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デビュー30周年記念ツアー「ken’s Bar Special!!2025−2026」最終公演で歌う平井堅(岩佐篤樹氏撮影)

シンガー・ソングライター平井堅(54)が23日、東京・国立代々木競技場第一体育館で、デビュー30周年記念ツアー「Ken Hirai 30th Anniversary Ken's Bar Special !! 2025−2026」最終公演を行った。


「Ken's Bar」はライフワークと位置付けるコンセプトライブ。アコースティック編成でオリジナル曲はもちろん、さまざまなカバー曲も披露。会場をバーに見立て、アルコールなどを飲みながら音楽を楽しめる空間となっている。98年5月の第1回開催以降、日本各地のライブハウス、ホール、アリーナなどをその空間に変えてきた。


ステージ前のエリアには、本物のバーさながらにテーブル席が設置され、開演前にはジャジーな音楽が流された。


客電が落ちると、真っ暗なステージに、ピンスポットライト1本を浴びた平井が登場。ステージ上は日本の原風景を思わせる野原が再現されていた。


オープニング曲はアカペラで童謡「赤とんぼ」を歌唱。途中から夕焼けをイメージした赤い照明とピアノ演奏が加わる“エモい”演出で開幕。「Ken's Barへようこそ」に会場は拍手で応えた。


三味線のみで「知らないんでしょ?」、ピアノ演奏のみで「僕は君に恋をする」、ドラムのみで「キミはともだち」など、徹底したコンセプチュアルなライブを展開。色気のあるファルセットやエッジボイスなどのテクニックを駆使した圧倒的表現力に満員のはずの会場は、水を打ったような静けさで聞き入った。


一方、アンコールではファンとの交流を図った。「まだあの歌聴いていない♪ みんなの願いをかなえたい〜♪」などと歌いながら会場に登場すると、大歓声で迎えた。「本編がお葬式のような暗いコンサートでしたが、楽しんでいただけましたでしょうか」の自虐ネタに会場は大爆笑。


また、客席にバズーカ砲でボールを投げ込み、受け取ったファンのリクエストに応えた。1人目の女性は「これからはもっと定期的にコンサートをやって欲しいです」とメッセージを添えて「太陽」、2人目の北海道から来た女性は「何年か前に札幌でライブを見て相変わらずかっこよかったです。また、札幌に来てください」とし、「君の鼓動は君の鼓動は君にしか鳴らせない」をリクエスト。この日は最終日ということもあり、急きょ3人目の「ほっ」にも応えた。


最後のMCでは「30年間歌手として生きさせてくれて感謝しています」と感謝を示した。今後は「自分に合格点を出せれば歌っていく」とした。「独りよがりで傲慢(ごうまん)だけど、一番僕が皆さんに会いたいと思っています」とし、「またお会いできる日まで、一生懸命いい人間になるように努力していきたいと思います」と誓い、「どうもありがとうございました」とナマ声で絶叫した。


この日、途中休憩を挟んだ2部構成で展開。代表曲「POP STAR」「ノンフィクション」など全17曲を披露。3都市5公演のツアー全体では6万人を動員した。【川田和博】

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