
日本の“ヤンキー”文化が世界に人気を広げている。
「Netflixの恋愛リアリティーショー『ラヴ上等』が海外からも支持を集めています。昨年末には令和の人気ヤンキー漫画『WIND BREAKER』の実写映画が水上恒司さん主演で公開され、新たなヤンキー作品が生まれています」(スポーツ紙記者)
そこで、平成以降のヤンキードラマ・映画で女性視聴者に人気の作品を「最強」とし、1000人にアンケート!
漫画原作多数、ハマり役のキャスト陣
「ヤンキーが更生して夢をつかむのがスカッとする」(埼玉県・48歳)、「佐藤健が光っていた」(秋田県・40歳)
『ROOKIES』('08年・TBS系)が5位に。不祥事で活動停止となり、不良のたまり場と化した二子玉川学園高校野球部を熱血新人教師・川藤(佐藤隆太)が立て直し、甲子園を目指す物語。ドラマ放送の翌年には映画化もされ、大ヒットとなった。
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ドラマに詳しいライターの津田春子さんは、
「1話放送時ではヤンキーというより半グレという感じで荒んでいましたね。当時10代だったメインキャストは佐藤健さんだけ。あとはみな20代で、桐谷健太さんは28歳で教師役の佐藤隆太さんと同い年でした。
でも、そのおじさんみが森田まさのりさん原作漫画の雰囲気にハマっていたから、よかったのかもしれません」
年齢的には全然ルーキーじゃなかった?
映画作品は続編が望まれているが…
続いたのは、
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「磯村勇斗の相良がカッコよかった」(神奈川県・32歳)、「ヤンキーといえばこれ」(千葉県・27歳)
4位には『今日から俺は!!』('18年・日本テレビ系)がランクイン。平凡な日常に疑問を感じていた高校生・三橋(賀来賢人)は、転校を機に金髪パーマにイメチェンし、ツッパリを装って“転校デビュー”を果たす。同じように転校デビューした伊藤(伊藤健太郎)も現れて─。橋本環奈のスケバン役も話題になり、こちらも劇場公開へと発展した人気作品。
「福田雄一さん脚本でおなじみのキャストがそろいましたよね。ゲストに小栗旬さん、堤真一さん、山田孝之さんなど過去の福田作品に出演経験のある俳優が出演するなど豪華でした。時代設定も'80年代で、当時流行った『男の勲章』を主題歌にするなど遊び心満載の作品でしたね」(津田さん、以下同)
“福田組”が好きな人にはたまらない?
3位は映画作品から唯一選ばれた『東京リベンジャーズ』。
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「北村匠海がまんまタケミチだった」(静岡県・26歳)、「キャストがハマっていた」(大阪府・31歳)
ダメフリーターの武道(北村匠海)が、かつての恋人・日向(今田美桜)を救うため12年前の中学時代へタイムリープし、暴走族組織「東京卍會」を改革していく青春サスペンス。
卍會のリーダー・マイキー役に吉沢亮、カギを握る稀咲役に間宮祥太朗、マイキーの兄役に高良健吾など豪華キャストをそろえ、コロナ禍にもかかわらず3日間で興収7億円に迫る大ヒットとなり、'21年公開の実写邦画でNo1の興行収入を記録した。
「現在2作目の『血のハロウィン編』('23年)まで公開されていて、通常なら完結まで映画化されるはずだったと思うのですが、重要な出演者である半間役の清水尋也さんと場地役の永山絢斗さんが共に薬物で逮捕されたこともあって、続編は難しいのかもしれません。
清水さんは最も原作に近いといわれていたので、禊が済んだらぜひ出演してほしいですが、キャストの年齢的に当時も厳しかったのに30代で高校生役は厳しいかと。そもそも原作は中学生ですからね(笑)」
3作目のリベンジはならなそう?
1位は『踊る大捜査線』シリーズ監督の作品
惜しくもトップに届かなかったのは、
「ヤンクミしかいない」(福島県・42歳)、「キャストがよかった」(岡山県・47歳)
ヤンキードラマの金字塔『ごくせん』('02年〜・日本テレビ系)が2位。任侠集団「大江戸一家」親分の孫娘である熱血教師、山口久美子ことヤンクミ(仲間由紀恵)が、荒れ果てた不良生徒ばかりのクラスを担任し、持ち前の正義感と超人的なケンカの強さで生徒たちと心を通わせ、成長させていく姿を描く痛快学園ドラマ。
第1シリーズは松本潤や小栗旬、第2シリーズは亀梨和也や赤西仁、第3シリーズは三浦春馬さんなどイケメンヤンキーぞろい。'09年の映画『ごくせん THE MOVIE』では卒業生が集合してファイナルを盛り上げた。
「赤いジャージに二つ結びのヤンクミが仲間由紀恵さんの当たり役になりましたよね。生瀬勝久さん演じる教頭・猿渡との掛け合いも面白く、イケメンドラマだけじゃなく周囲の教師の面々もいい味を出していたと思います。ヤンキードラマだけにとどまらず、平成の学園ドラマといえば『ごくせん』じゃないでしょうか」
今、ヤンクミを演じられる女優はいるのだろうか。そして、
「久々に面白いヤンキードラマだった」(東京都・30歳)、「間宮くんがハマっていた」(栃木県・27歳)
令和のヤンキードラマで唯一ランクインした『ナンバMG5』('22年・フジテレビ系)が見事、1位に。筋金入りのヤンキー一家に育った難破剛(間宮祥太朗)が、家族に内緒で優等生になり、まじめな高校に通う二重生活を描くコメディー。『踊る大捜査線』シリーズ監督の本広克行が演出し、水曜10時の連続ドラマ枠の第1弾として放送された。
「『今日から俺は!!』が高校でヤンキーデビューするのに対して『ナンバ』はまじめな高校生にデビューするという新しい展開。ヤンキーの両親役に宇梶剛士さん、鈴木紗理奈さんをキャスティングするなど、ヤンキーエリート一家の設定が徹底されていましたよね。
不良物語ながら家族、友人、自分自身に対する誠実さをテーマにしていて、正直、放送開始当初はあまり期待されていなかったと思うのですが、若い層を中心に反響を呼んだ作品だと思います」
最終回のその後を描いた『全開バリバリでアリガト編』も放送され、次は映画化も夜露死苦!?
ヤンキー文化は平成初期には終わりを告げたものの、ヤンキーを題材にした作品は絶えることはない。日本が誇る文化としてこれからも人気コンテンツとして語り継がれていく?
『ナンバ〜』に続く令和のヤンキー作品に期待!

