イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING) 2026スーパーフォーミュラ鈴鹿公式テスト 2月25日、三重県の鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権のプレシーズンテスト(第1回公式テスト)が始まった。2日間・4セッションが予定されている開幕前唯一のテストのオープニングセッションでは、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が最速タイムをマークした。
■ロバンペラ車にトラブル
2026シーズンのスーパーフォーミュラは、ルーキー6名を含む24名のドライバーがエントリー。開幕ラウンドは昨年より約4週間遅れの4月1週目、舞台はモビリティリゾートもてぎとなるが、開幕前のテストは例年同様鈴鹿で2日間に渡って行われている。
迎えたテスト初日の鈴鹿は雨模様。午前10時、気温15度/路面温度16度というコンディションで2時間のセッション1はスタートした。各陣営はウエットタイヤを履き、序盤から積極的にレインコンディションでの走行を重ねていった。
セッション序盤に全体ベストを更新して行ったのは佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)。開始20分が経過する頃には1分48秒台に入れ、2番手以下を2秒ほど引き離す時間帯もあった。
その後、セッション中盤に向けては雨量が増える時間帯もあったが、1時間の折り返しを前にフラガ、牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)らが相次いで1分49秒台へとタイムアップし、上位進出を果たす。坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)、そしてSFルーキーで、ウイリアムズF1のリザーブドライバーも務めるルーク・ブラウニング(REALIZE KONDO RACING)が続くオーダーとなった。
セッションは雨のなか、中断等がないクリーンな状態で推移していたが、残り28分というタイミングでNISSINブレーキヘアピンにおいてKDDI TGMGP TGR-DCへと移籍した小林可夢偉がコースオフ。赤旗が提示され、セッションは中断となった。
残り15分でセッションが再開されると、ほとんどのマシンが一斉にコースへ。各車が続々とタイムアップを果たすなか、野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が1分48秒台に入れて2番手。さらに、NTT docomo Business ROOKIEへと移籍した福住仁嶺が2周連続でタイムを縮め3番手に続く。
ここでセクター1、2で全体ベストをマークし、注目を集めたのがフラガだった。フラガはこのアタックラップを1分47秒629でまとめ、総合トップタイムを塗り替えることに。
このあとも続々とタイムアップが見られ、ルーキーのブラウニングがNAKAJIMAの2台に続く3番手、さらにTEAM IMPULへと移籍を果たしたザック・オサリバンが4番手に続いた。
そして太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がNAKAJIMA勢に割り込む2番手にポジションを上げた直後、佐藤がデグナーで、オサリバンが2コーナーでコースオフし、残り5分というタイミングで赤旗が提示。そのまま再開されることなく、終了時刻の正午を迎えた。
この結果、セッション1のトップはフラガ。2番手以下は太田、佐藤、ブラウニング、オサリバン、野尻、福住、牧野という上位8台のオーダーとなった。
ルーキー勢の最上位は4番手のブラウニング。チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)が10番手で続いた。
昨年王者の岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)は、1分49秒574で11番手。唯一の女性ドライバーとなるJuju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing)は22番手でテスト最初のセッションを終えた。
ラリー界からの転向で注目を集めるカッレ・ロバンペラ(KCMG)はセッション序盤に2周した後、長時間にわたってシャッターが閉められ、マシンのトラブル修復が行われていたが、残り30分というタイミングでコースへと戻り、合計8周回をこなしている。
午後のセッション2は14時からの2時間が予定されており、引き続きウエットコンディションとなることが見込まれる。
[オートスポーツweb 2026年02月25日]