カッレ・ロバンペラ(KCMG) 2026スーパーフォーミュラ鈴鹿公式テスト 今季よりラリーからサーキットレースに転向し、スーパーフォーミュラに挑戦するカッレ・ロバンペラ(KCMG)。鈴鹿公式テスト1日目の2月25日(水)はウエットコンディションとなり、マシントラブルに見舞われるなどして思うように走行マイレージを稼げない1日となってしまった。
初のスーパーフォーミュラドライブとなった昨年末の合同/ルーキーテストでは、1日目午前のセッションが終わった後に発作性頭位めまい症(BPPV)を発症し、ドクターストップがかかってしまった。
今回のテストは引き続きマシンの習熟にフォーカスをする予定だったが、午前のセッションではギアボックス周りのトラブルが発生。序盤のチェック走行を終えて早々にガレージに籠ることになってしまった。セッション終盤に復帰を果たしたものの合計8周にとどまった。
午後は、クラッシュ等で赤旗中断になることが多かったものの、ロバンペラは着々とメニューをこなして24周を走破。トップから3.4秒差の19番手となった。
「今日は、前回できなかった“シートタイム”を少しでも稼いでとにかくクルマとコクピットに慣れることに集中した。それでも、午前のセッションでクルマに技術的なトラブルが発生し、それを修復するためにかなりの時間を失った」とロバンペラ。
「午後は少なくとも良いラップを刻むことができたと思う。今日はトリッキーな天候だったので、クラッシュしたら運転時間を大幅に失ってしまう。実際に大きなクラッシュがいくつもあった。だからあまりリスクを冒したくなかった。とにかくラップを重ねて、クルマに慣れることを優先した」
ロバンペラは今年1月にニュージーランドで開催されたフォーミュラ・リージョナル・オセアニアに参戦したほか、ヨーロッパでも旧型のF2車両を使ってプライベートテストも行ってきた。前回のスーパーフォーミュラテストと比較しても、それらの経験が活きていると感じているようだが、ほかのフォーミュラカーとは別物だということを理解している様子だ。
「シングルシーターに慣れることはできたけど、あのクルマとこのクルマは大幅に違うし、スーパーフォーミュラはもの凄く速い。そこに慣れていく必要がある。繰り返しになるけど、今日は天候がトリッキーだったから、シートタイムを稼ぐことを重視してラップを重ねた」
「今日走ってみて、ドライビング面でもクルマの慣れに対する部分も、まだ改善の余地が残っていると思う。明日はドライ路面になりそうなので、もっと良くなるはずだ」
トラブルは仕方ないと理解しつつも、不完全燃焼な心境が、どことなく表情に表れていたロバンペラ。それでも、残り1日のテストを前向きに捉えようとしていた。
[オートスポーツweb 2026年02月25日]