ベゼッチが開幕戦を制して3連勝。88戦ぶりにドゥカティ不在の表彰台に/第1戦タイGP

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2026年03月01日 18:20  AUTOSPORT web

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マルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)/2026MotoGP第1戦タイGP
 3月1日、2026年MotoGP第1戦タイGP MotoGPクラスの決勝レースがチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、マルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)が今季初優勝を飾った。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は5位でレースを終えている。

 いよいよ迎えた開幕ラウンドの決勝日。初日は雨がぱらつく場面もあったが2日目以降は天候に恵まれ、この日もサーキット上空には青空が広がった。

 2日目の予選にて決定された決勝グリッドは、ベゼッチがポールポジション、2番手がマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)、3番手がラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)という1列目。2列目にはファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)、スプリントを制したペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が並んだ。

 なお、フェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)の代役として参戦するミケーレ・ピロは、初日の走行でアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)を妨害したとして3グリッド降格ペナルティが科されている。ただ、ピロは22番手で予選を終えているためグリッドポジションは変わらず、最後尾からスタートを迎えた。

 26周で争われたMotoGPクラスの決勝は気温35度、路面温度55度のドライコンディションで開始。タイヤは全車がフロントにソフト、リヤにミディアムを装着している。

 スタートではポールポジションのベゼッチがホールショットを守り、2番手にマルク・マルケス、3番手にフェルナンデスがグリッド順のまま続く。一方、8番手からスタートを迎えた小椋は11番手にポジションを落とし、2周目を迎えた。

 2周目は、フェルナンデスがマルク・マルケスをパスする。3番手に順位を下げたマルケスはマルティンに追われる展開となり、4周目に先行を許してしまう。続けてアコスタにもかわされたマルケスは5番手となった。

 後続でも各所でバトルが展開されるなか、ベゼッチはトップを快走。3周目には2番手フェルナンデスを1秒以上引き離していた。

 その後、上位勢の順位争いはこう着状態となったが、9周目に4番手のアコスタが動きを見せる。積極的にマルティンに仕掛けたアコスタだったが、対するマルティンも簡単にはポジションを譲らず。

 その間、2台の後方には徐々にマルク・マルケスが接近し、10周目に3台による番手争いが勃発する。隙をついたマルケスが一気に2台をかわして3番手に浮上するも、アコスタが3番手を奪取。マルケス、マルティンというオーダーとなった。

 一方、首位のベゼッチは序盤からハイペースで周回を重ね、後続へのギャップを着実に築いていく。折り返しとなる14周目には2番手を2秒引き離し、独走状態となっていた。

 この時点でのホンダ勢とヤマハ勢の最高位は、7番手のジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)、17番手のファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)となっており、小椋の順位は変わらず11番手につけていた。

 セッション後半は、小椋がオーバーテイクショーを展開。16周目にブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)、19周目にフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)をかわして9番手に浮上。7番手を走行していたミルもディ・ジャンアントニオをかわして6番手となった。

 21周目、小椋はアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)をパスすると8番手にポジションを上げる。その直後、4番手を走行するマルク・マルケスが失速。リヤタイヤかホイールに問題が生じたか、ここで戦線を離脱することに。これで小椋は7番手となる。

 残り周回数が3周となった24周目、小椋の前方を走行していたミルが失速、大きくポジションを落とす。小椋はさらに順位を上げるかたちとなり、6番手に浮上した。

 翌25周を迎えると3番手のアコスタがフェルナンデスに勝負を挑み、2番手に浮上する。その前方ではベゼッチが首位を独走し、5秒以上ものタイムギャップを築いてチェッカーを受ける。今季初優勝を飾るとともに、2025年の第21戦から続く連勝記録を伸ばして3連勝を果たした。

 2位にアコスタ、3位にフェルナンデスが続き、88戦ぶりにドゥカティが表彰台に不在となった。24周目にディ・ジャンアントニオをかわした小椋は5番手でレースを終えている。

[オートスポーツweb 2026年03月01日]

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