
就職氷河期世代は今もなお絶望に打ちひしがれている。投稿を寄せた滋賀県の50代男性(年収200万円)は自身の人生を「不幸としか言いようがない生活を国が作った面もある」と振り返っている。
男性は「昭和46年生まれ」で氷河期世代の初年度とも言われる世代。さらに、卒業時期に不運が重なってしまった。(文:長田コウ)
「派遣で食い繋ぐ以外どうしようもなかった」
男性は当時をこう振り返っている。
「卒業時期に交通事故でブランク2年できた。いくら再就職しようと頑張っても一歳でも若い人を採用された。派遣で食い繋ぐ以外どうしようもなかった。契約社員になれたことすら凄いことである」
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新卒至上主義が今よりもずっと強固だった時代、2年の空白期間は致命傷になったようだ。非正規雇用という不安定な立場は、男性の私生活にも悪影響を及ぼした。
「結婚したかった。婚約者もいたが収入低くて相手の親から拒否された。子供のいない人生は意味がわからない。子供がいないと頑張る理由がない」
さらに追い打ちをかけたのが、国の支援の遅さだった。近年になって、ようやく氷河期世代支援が注目されるようになったが、男性のような最年長世代にとってはあまりに遅い。
「氷河期支援ができてクローズアップされても、その支援の始まるころには支援対象者の年齢の上限を超えていた」
現在も過酷な環境で働き続けている男性だが、将来に希望を見出すのは難しい。
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「年金も厚生年金のない期間は長くて生活保護支給者より低い収入で生きることになるだろう」
男性は「これ自己責任か? 少子化作ったのは派遣法のせいだろう」と憤りを隠せない。今の生活を支えるだけで精一杯で、老後のたくわえなど望むべくもない。
「氷河期でレールに戻れなかった人は、不幸としかいいようがない生活を国が作った面もある」
男性は最後に「このように捻くれてしまうのもこの人生の産物」と自嘲気味に書いていた。
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