東日本大震災から15年の「今」を知る 宮城県が震災後に生まれた施設や活動を紹介

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2026年03月06日 10:40  OVO [オーヴォ]

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東日本大震災から15年の「今」を知る 宮城県が震災後に生まれた施設や活動を紹介


 今年の3月11日で、東日本大震災から15年を迎える。あの日から積み重ねられてきた復興の歩みは、被災地の風景や人々の営みにさまざまな変化をもたらしてきた。宮城県では、震災の記憶を未来へつなぐ新たな施設、地域の魅力を再発見できるスポット、そして東京でも体験できる学びのイベントなど、多様な形で宮城の「今」に触れられる環境を整えている。宮城県は、震災以降にオープンした県内のスポットや、東京都内で開催される震災の記憶継承イベントなど、誰にとっても“自分ごと”の自然災害を学びつつ楽しめる方法を紹介している。

 宮城県の玄関口である仙台市と中部沿岸エリアでは、都市機能と観光、地域交流を担う拠点が震災以降に整備されてきた。たとえば「仙台うみの杜水族館」。震災で大きな被害を受けた仙台港周辺の再生を象徴する復興拠点として、2015年に開館した水族館で、三陸の豊かな海の生態系や人と海の関わりを観察できる。

「アクアイグニス仙台」は、震災で集団移転跡地となった場所に、再び人々が集える空間をつくることを目指した食・農・温泉の複合施設。地下1000メートルから湧出する天然温泉「藤塚の湯」があり、地元農産物を扱うマルシェや、スペシャルティコーヒーを味わえるカフェもある。

 石巻・女川エリアで、津波によって被害を受けた女川駅前の市街地再生計画に基づいて整備したのが「シーパルピア女川」。レンガ敷きの通り沿いに飲食店や物販店が並び、地元の海の幸や特産品を楽しめる。「KIBOTCHA」は、津波被害で閉校した小学校を改修して誕生した防災体験型宿泊施設。屋外ではキャンプやグランピング、日帰りバーベキューもできる。それだけでなく、被災備品や映像資料の展示をはじめ、自衛隊OB監修による防災教育キャンプ、被災者の語り部ツアーなど防災教育も開催している。

 気仙沼エリアには、津波で大きな被害を受けた内湾地区を再整備して誕生した買い物やグルメ、散策が楽しめる観光スポット「ないわん」がある。

 そして震災の記憶を風化させない取り組みとして、3月7日(土)〜8日(日) 11時~18時、3月9日(月)〜11日(水) 11時〜20時には、東京の汐留シオサイト、プラザ汐留シオサイト店前通路広場で、「東日本大震災風化防止イベント~復興・その先へ2026~」が開催される。被災地の復興の歩みや防災の教訓を発信し、東北の「今」に触れることができるコンテンツ。東北4県の復興状況の展示や被災体験を紡ぐ語り部による講話、都の被災地支援の取組や、被災地の復興状況を知ることができる360°VR映像の体験コーナーなどもある。

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