岡山/富士の公式テスト平日開催にGTアソシエイション坂東正明代表は「すげえ不満です」。2027年に向け改善を誓う

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2026年03月06日 16:00  AUTOSPORT web

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GTアソシエイションの坂東正明代表 2026スーパーGT岡山公式テスト
 3月6日、スーパーGT公式テストが行われている岡山国際サーキットで、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表はメディア向けに今シーズンの変更点について説明した。今季、開幕前の2回の公式テストは岡山公式テストが金曜〜土曜、富士スピードウェイでの公式テストは日曜〜月曜というスケジュールとなっているが、この日程調整について、坂東代表は不満を述べ来季以降の改善を目指すと語った。

 スーパーGTでは例年、開幕前に2回の公式テストが行われる。舞台となるのは開幕戦の舞台である岡山国際サーキット、そして第2戦の舞台である富士スピードウェイで、それぞれ2日間4セッション行われる。

 例年この公式テストは土日に行われ、多くのファンで賑わう“イベント”として開催され、第1戦岡山や第2戦富士のチケットを購入していた場合、無料になったりとお得に観覧ができるほか、インターバル時にはピットビューイング等のファン向けイベントも行われていた。

 ただ、今季は岡山公式テストが6日(金)〜7日(土)で7日のみ一般公開、富士公式テストは15日(日)〜16日(月)という変則的なスケジュールとなっている。

 この日程については、今季は3月27〜28日に鈴鹿サーキットで行われるF1日本グランプリの影響がある。近年F1が春開催となり、国内レースのカレンダーは大きく影響を受けることが多いが、例年、岡山公式テストと富士公式テストは1週間以上のインターバルがあったものの、今季は2週連続の日程となっていた。

 土日に公式テストを岡山、富士と開催した場合、金曜に設営を行うとしても間は4日間となる。また岡山からの移動も、もし御殿場にチームがあった場合、ほぼ1日を要する。チームスタッフの負担が非常に大きく、エントラント側からの要望を受け今季は金〜土に岡山、日〜月での富士というスケジュールとなっていた。

 ただ、これについて坂東代表は「すげえ不満です」とプロモーターとして憤りを示した。

「基本的に、公式テストはなんのためにやるのかということ。以前、もてぎでやっていたときにお客さまをタダで入れて欲しいと始まったが、レースに向けた前売りのためのイベントのひとつで、岡山にしろ、富士にしろ前売り券をもっているファンの方を無料で入れて、相乗効果を狙い、新しいファンを呼び込むためにやってきた」と坂東代表。

「イベントというのは基本的に土日にやるもの。でも、この1週間の間に休みをとり、次の富士のためのセットアップをやり、他のカテゴリーの仕事などもありやっていくと、土曜に帰って日曜に始まれば時間が稼げるという。でも、それはおかしくないか? という話を先日も取締役会でした」

「集客に結びつける、ファンサービスをするという意味での公式テストだ。自分たちが走りたいだけだったらいくらでも走ってレースをやれば良いと思っている。逆に、今週どれだけ岡山を走っているのか(公式テストに先立ち3月3〜4日にGT3特別スポーツ走行とGT500メーカーテストが行われていた)。自分たちだけではなく、お客さんがついてこなければならないと思う」

 今シーズンについてはすでに「決めごととして決まってしまった」が、2027年からは「きちんとやらないと。お客さんあってのものなんだから。スタンドを常にいっぱいにしたいという気持ちは変わっておらず、常にその手法を考え続けていかなければいけない。リピーターを求めるのもそうだし、何度も何度もやってここまで来たのに」と改善を誓った。

 坂東代表は2027年に向け「ちゃんと変えていきたいと思っている」と語った。「今日、お客さんがいないところで走っているのは、公式テストなんですか? と問いたい。公式テストというのは、やはり集客に結びつけ、レースに来てもらえる環境作りとして大事だと思うので、話し合いを続けていきたいと思っている」

 多くのファンがスタンドを埋めるなかでの走り出しがやはり公式テスト“らしさ”を感じるもの。2027年からはふたたび土日開催に戻ることを願いたいところだ。

[オートスポーツweb 2026年03月06日]

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