
3月9日、東京都内のNHKで2026年前期の連続テレビ小説「風、薫る」の第1週試写が行われ、ダブル主演を務める見上愛と上坂樹里がメディアの取材に応じた。
「風、薫る」は、田中ひかるの『明治のナイチンゲール 大関話物語』を原案に、明治時代、同じ看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)の二人が、看護の世界に飛び込み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”となり、まだ見ぬ世界を切り拓いていく物語。
登壇した2人はまず、それぞれが演じる役の印象を披露。見上はりんについて、「すごく真っすぐで、のびのびと育ち、直美に対してはお節介」と説明。続けて、「感情の揺れ動きが激しい」というりんを演じる上では「いろんな感情や相手の方から受け取るものをすごく繊細に感じながらお芝居しています」と、撮影時の心掛けを明かした。

一方の上坂は、直美について「人情味にあふれている。生きることにとにかく貪欲で、自分が生きるためならプライドを捨て、時にはうそをついたり、いろんな顔を使って行動するしたたかで強い部分を持つかっこいい女性」とりんとは対照的なキャラクターであることを説明。そんな直美も、「りんと出会うことで、強さの中にある不器用さやちょっと抜けている部分が出てくる」と語り、2人の出会いが新たな一面を切り開いていくことを窺わせた。
さらに、医療の世界を舞台にした物語ということで、撮影が進む中で経験した心境の変化についても質問が。これに見上は、「りんが看護婦養成所に入り、実際に働き始めてからのシーンを撮影する中で、医療従事者の皆さんに対するリスペクトがさらに増しました」と明かし、「皆さんの覚悟を、余さずに演じられるようにしなくては」と気を引き締めていた。
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「直美として生活する時間が今の自分の軸になっている」という上坂は「最初の頃に比べ、台本に書かれている直美の行動やセリフの奥の部分まで、直美だったらこういう時、こう行動するだろうなということが体に染みついてきた」と語り、役が定着してきている様子。
続けて「大家直美という役と共に一緒に力合わせて成長していけたら」と上坂が意気込みを語ると、見上が「顔つきが変わった、と言われたって聞かなかった?」とすかざずフォロー。これに「そうなんです」と答えた上坂は、「最近、『顔つきが変わったね』と言われることが多くて。自分では無意識で、直美を演じていく中で変わったと思うので、うれしかったです」と喜びを見せた。

今後のりんと直美の関係については、見上が「お互い支え合いを繰り返しながら成長している。最初は凸凹が合うのかどうかわからない二人が、一緒にいるからこそできることが広がっていく。そういう関係性を見ていただけたら」と見どころをアピール。
これを受けて上坂は、見上と2人で過ごす現場の様子について「撮影の合間はたわいもない会話で和気あいあいとしていますが、撮影中は自然とりんと直美になる」と語り、息の合った様子がうかがえた。
連続テレビ小説「風、薫る」は3月30日より放送。
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