
家族が体調を崩したとき、旦那さんはどう動くでしょうか。正解がひとつではないからこそ、価値観の違いがあらわになるのかもしれません。今回寄せられたのは、9歳の子どもがインフルエンザで高熱を出し、自身も調子が悪かったママからの投稿です。
『子ども(9歳)がインフルで高熱。私は微熱で動けるけれどダルい。そんな状況でも旦那は前々から決まっていたPTAの飲み会に行った。帰ってきたのは夜中1時すぎ』普段から飲み会の帰宅は深夜1時頃だそう。しかし今回は状況が違います。投稿者さんは「旦那が家にいても熱が下がるわけではない」と頭では理解しつつも、「普通は早めに帰ってこない?」という気持ちが消えないようです。このモヤモヤに、さまざまなコメントが寄せられました。
子どもが体調不良時に飲酒なんてあり得ない!厳しい声
旦那さんの行動に否定的なママは少なくありませんでした。
『万が一急変したらどうするの? 普通はすぐ病院に連れて行けるよう備える。しかもPTAは子どものための組織のはずなのに。苦しむ子どもを放置で飲み会ってダメじゃん』
『仕事なら仕方ないけれど、飲み会でしょ?』夜間に熱性けいれんを起こした経験談や、自身が急激に悪化して入院した体験から「想像力が足りない」と憤る声もありました。夜中に帰宅されると、玄関を開ける音、寝る支度をする音が響くでしょう。看病で疲れているなか、物音で睡眠を妨げられるのはストレスですよね。
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軽症なら、すぐ帰れるのならOK
インフルエンザの家族を隔離して、旦那さんは仕事に行く場合もあるでしょう。公共の場に出ることは仕方がないと割り切った上で、条件次第で飲み会もOKという意見もありました。
『自分が高熱や激しい嘔吐下痢で看病できる状態ではないのなら、絶対に行かせない。けれど動けないほどではないのだったら、必要な物資や食料を買い揃え、家事を済ませてから行くなら許す』
『緊急時はすぐ帰宅する約束をして、こまめに連絡を確認させる』完全否定ではなく、備えと誠意を求める姿勢です。しかし今回は仕事ではなく、飲み会です。1時間でも早く切り上げることはできたのではないでしょうか。
旦那に「行っておいで」という。理由は…
対照的に、あまり気にしない人もいました。
『早く帰ってきてゴロゴロされるとか、旦那のことをする方が面倒』
『フルーツと飲み物を買って置いてくれれば問題ない』
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『家にいない方がラク。ひたすら寝ていたいから』こんな本音もありました。感染を避ける意味でも、あえて距離を取るという考え方もあるようです。なかには「投稿者さんは労ってほしいのでは?」と心情に寄り添う指摘もありました。物理的な助けよりも、気づかいや早めの帰宅という“姿勢”を求めていたのではないか、という見方です。
インフルエンザでしょ?飲み会で集団感染しそう
今回とくに目立ったのは、感染リスクへの懸念でした。
『うちなら家族にインフルがいるなら飲み会は不参加にするかな。もう感染しているかもしれないし』
『行ってもいいけれど、「わが家の状況を話しておいてね」と送り出す。飲み会でドン引きされた……なんでだろう……と帰ってきたこと多数』
『私がPTAの役員仲間の立場なら、きてほしくない。PTA飲み会なら、お子さんのインフルエンザは知られていると思う。家族の看病以前に、もし他の人に移したら犯人にされそう』
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『家族が感染症なら、在宅ワークに切り替える会社もある時代に……』家族への配慮だけでなく、社会的責任を重視する声です。実際、同様の状況で町内会の飲み会を自主的に欠席した旦那さんの例も紹介されました。「家族への心配と、他人に感染させる不安で出掛ける気にならない」という判断だったそうです。
旦那には期待をしない、で済ませてもいい?
なかには冷めた声もありました。
『旦那には何も期待しない。ATMでいてくれればいい』期待しなければ傷つかない、諦めの境地です。それが健全な関係なのかどうかは別問題として。
今回の投稿は、優先順位と想像力の問題を浮き彫りにしたのではないでしょうか。体調が悪い家族がいるとき、早めに帰る、欠席する、こまめに連絡する……その行動の背景にあるのは思いやりです。投稿者さんが求めていたのは行動ではなく、看病に関わる姿勢だったのかもしれません。家族といえど夫婦は他人同士。価値観が違うのは当然です。しかし、病人がいるという不測の事態では、より慎重な判断が信頼につながるのではないでしょうか。今後同じことがあったらどうするかを夫婦できちんと話し合ってはいかがでしょうか。それが次の安心につながる一歩になるのかもしれませんよ。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・松本うち

