【日本アカデミー賞】佐藤二朗が初の最優秀助演男優賞「泣くねぇ」嫉妬で邦画見られぬ過去吐露

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2026年03月13日 21:23  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

最優秀助演男優賞を受賞した佐藤二朗(代表撮影)

<第49回日本アカデミー賞授賞式>◇13日◇東京・グランドプリンスホテル新高輪


佐藤二朗(57)が「爆弾」(永井聡監督)で、初の最優秀助演男優賞を受賞した。「泣くな、これ…こんなに泣くかな! いやぁ…泣くねぇ、これ。これは、泣くなぁ…」と口にして歓喜した。


「もちろん『爆弾』チームの皆に感謝なんだけど…個人的なことを言うと正直、ここ最近、日本映画を、あまり見ていなくて。その理由は、とても恥ずかしいもの。僕が嫉妬を感じるから、悔しいと思うから」と、嫉妬から日本映画を見ることを避けていたと吐露。その上で「あんのこと」で初めて優秀主演男優賞を受章した前回の授賞式を振り返り「去年、初めて出席したら、綾野(剛)が、安藤サクラが、石原さとみが、満島ひかりが、山田孝之が、日本映画を応援しているなと思った」と口にした。その上で「役所広司さんは、新人賞をお取りになった皆さんに『大丈夫、みんな、あなたたちの味方です』と言った。僕はその場にいるのも恥ずかしくなって…何ていうケツの穴の小さい男なんだと思って」と自分の器の小ささに、自省したのが前回の授賞式だと明かした。


そして「今日まで1年、毎日のように、たくさんの日本映画を見ました。何て戦う価値がある場所なんだろうと思った」と、授賞式以来、日本映画を見続けたと吐露。「とても、いい夜です。日本映画に携わる全てのみんな、日本映画を愛してくれる全てのみんな、たまに見てくれる全てのみんな…愛してるぜ。いい夜だ。ありがとう!」と呼びかけた。


佐藤が降壇すると「爆弾」に主演し、優秀主演男優賞を受賞した山田裕貴(35)は、もらい泣き。肩を組んで「訳、分かんねぇ」と、佐藤以上に号泣した。


受賞対象作の「爆弾」は「このミステリーがすごい! 2023年版」(宝島社)「ミステリが読みたい 2023年版」(ハヤカワミステリマガジン2023年1月号)で1位を獲得した、呉勝浩氏のベストセラー小説の映画化作品。佐藤は、爆破予告とクイズを繰り出しながら、主演の山田が演じたの警視庁捜査一課・強行犯捜査係の刑事・類家ら刑事たちを翻弄(ほんろう)していく、謎の中年男スズキタゴサクを演じた。

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