【第49回日本アカデミー賞】倍賞千恵子が最優秀主演女優賞を貫禄の受賞、相方の木村拓哉にも感謝のスピーチ

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2026年03月13日 22:10  cinemacafe.net

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第49回日本アカデミー賞 ©日本アカデミー賞協会
俳優の倍賞千恵子が、『TOKYOタクシー』で第49回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。倍賞は第4回日本アカデミー賞で同賞を受賞したほか、これまで幾度も優秀賞を受賞した、名実ともに実力派。しかしながら、自分の名前が呼ばれたときにはとても驚いた表情を見せ、一言一言かみしめるようにスピーチした。

優秀主演女優賞には、倍賞のほか、北川景子(『ナイトフラワー』)、長澤まさみ(『ドールハウス』)、広瀬すず(『遠い山なみの光』)、松たか子(『ファーストキス 1ST KISS』)と、新旧さまざまな俳優がそろいぶみとなっていた。

倍賞は、これまで山田洋次監督作品に『下町の太陽』で初出演して以来、『男はつらいよ』シリーズの全50作品に出演するなど数多く参加し、本作には7年ぶり70本目の出演となった。演じたのは終活中の老婦人・高野すみれ。戦後の日本の歩みとともに、ときに時代に翻弄されながら生き抜いた日々を、タクシー運転手相手に赤裸々に語る。凛としたたたずまいが美しく、壮絶な過去を明かす口調はときに清々しさすら感じさせた。さすがの存在感でスクリーンで輝いた。

プレゼンターで登場した河合優実と倍賞は『PLAN75』で共演した間柄で、その喜びを表すように抱き合った。スピ―チで、倍賞は「どうしましょう、震えています。戦後80年、81年にかけて『TOKYOタクシー』に出演させていただいたことに、とても感謝しています。そして本当にうれしいです」とかみしめた。

そして倍賞は、「今回この作品で出会ったスタッフの皆さん、また新たに私は映画というものを考え直しました。今日特に皆さんの話を聞いていて、これからも素晴らしい映画を好きな皆さんと一緒に出会えていけたらいいなと思っております。日本一美しい富士山よりも素晴らしいスタッフと一緒に、『TOKYOタクシー』を作り上げたと思っています。どうもありがとう、よかったね!」と関係者に向けブロンズ像をかかげ、「優ちゃん!」と共演した蒼井優に壇上から呼びかけると、蒼井が涙を流した。

さらに倍賞は、「ここに山田さんと相方の木村拓哉くんがいないのが何とも寂しいけど。(タクシーの)バックミラーに彼の目が入ると“なんて大きな素敵な瞳だろう”と。木村くんの大きな目でずいぶん力をいただきました」と木村への感謝も忘れず伝えていた。



(シネマカフェ編集部)

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