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NTTドコモは第3世代移動通信方式(3G)の「FOMA」と、携帯電話でインターネットやメールを利用できる「iモード」サービスを2026年3月31日に終了する。4Gや5Gの普及により利用者が減少しているため、電波を有効活用し、より高品質な通信サービス提供を目指す。ドコモ3Gユーザーが何に気を付けるべきかをまとめた。
●3G終了であなたの契約はどうなるのか――自動解約の可能性を知っておこう
FOMAおよびiモードを利用しているユーザーは、自身で契約変更の手続きを行わない場合、2026年4月1日をもって契約が自動解約となる。FOMA契約が自動解約されると、現在利用しているFOMA対応機種での音声通話、データ通信、SMSの全ての通信機能が利用できなくなるため、ユーザーは特に注意をする必要がある。
一括請求グループやファミリー割引などに加入している場合も大きな影響を受ける。FOMA回線が代表回線となっているグループは自動廃止されるため、グループを継続するには代表回線を4Gまたは5Gへ変更する。ファミリー割引内のFOMA回線は自動的に外れ、残り1回線になるとグループ自体が廃止される。
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ドコモが提供を終了する料金プランの一覧
自動解約の対象となるのは、FOMAに関連する料金プランを契約している回線だ。該当する料金プランは多く、FOMA旧料金プランであるFOMAプラン150やFOMAプラン100をはじめ、FOMAプラン67、FOMAプラン49、FOMAプラン39、ビジネスプランの各プランがサービスの終了対象に含まれる。
リミットプラスの各コースの他、ベーシックプランおよびバリュープランも終了対象のプランに含まれるため、利用者は自身の契約を確認しよう。具体的には、タイプLL、タイプL、タイプM、タイプS、タイプSS、タイプシンプル、タイプビジネス、ファミリーワイド、ファミリーワイドリミット、タイプリミットなどが該当する。
また、スマートフォンやタブレット、子ども向けのプランやルーター向けの各種データプランについても、全ての提供を終了する。キッズケータイプラン、キッズケータイプラン2に加えて、カケホーダイ&パケあえるの各種プラン、カケホーダイプラン、キッズケータイプラス、データプランなど、幅広い料金体系が自動解約の対象となる。
データ通信専用のプランや特殊な用途のプランについても、終了の対象となるプランとして指定されているため、契約者は早急に対応する必要がある。デバイスプラス500やデバイスプラス300、2in1の各プランの他、定額データプラン、従量データプランの各種プラン、ユビキタスプラン、位置情報専用プラン、トランシーバプランも終了する。
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現在各種サービスを契約中のユーザーは、自身の契約プランが該当しているかどうかを契約書や会員サイトなどでしっかりと確認しよう。ドコモが提供を終了する料金プランの詳細な一覧は次の通りだ。
・FOMA旧料金プラン
・FOMAプラン150
・FOMAプラン100
・FOMAプラン67
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・FOMAプラン49
・FOMAプラン39
・ビジネスプラン
・リミットプラス(+880円コース/+3080円コース/+5280円コース/+8580円コース/+1万4080円コース)
・ベーシックプラン/バリュープラン
・タイプLL(バリュー/ベーシック)
・タイプL(バリュー/ベーシック)
・タイプM(バリュー/ベーシック)
・タイプS(バリュー/ベーシック)
・タイプSS(バリュー/ベーシック)
・タイプシンプル(バリュー/ベーシック)
・タイプビジネス(バリュー/ベーシック)
・ファミリーワイド(バリュー/ベーシック)
・ファミリーワイドリミット(バリュー/ベーシック)
・タイプリミット(+880円コース/+3080円コース/+5280円コース/+8580円コース/+1万4080円コース)(バリュー/ベーシック)
・キッズケータイプラン
・キッズケータイプラン(FOMA)(定期契約あり/なし)
・キッズケータイプラン2(FOMA)
・カケホーダイ&パケあえる
・カケホーダイプラン(スマホ/タブ)(定期契約あり/なし)
・カケホーダイプラン(スマホ/タブ)(フリーコース)
・カケホーダイプラン(ケータイ)(定期契約あり/なし)
・カケホーダイプラン(ケータイ)(フリーコース)
・キッズケータイプラス(定期契約あり/なし)
・データプラン(ルーター)(定期契約あり/なし)
・データプラン(ルーター フリーコース)
・データプラン(スマホ/タブ)(定期契約あり/なし)
・データプラン(スマホ/タブ)(フリーコース)
・デバイスプラス500(定期契約あり/なし)
・デバイスプラス300(定期契約なし)
・2in1
・タイプLL 2in1
・タイプL 2in1
・タイプM 2in1
・タイプS 2in1
・タイプSS 2in1
・タイプ2in1
・タイプ2in1(同一名義)
・タイプビジネス 2in1
・ファミリーワイド 2in1
・定額データプラン
・定額データプラン スタンダード(バリュー/ベーシック)
・定額データプラン フラット(バリュー/ベーシック)
・定額データプランHIGH-SPEED(バリュー/ベーシック)
・定額データプラン スタンダード2(バリュー/ベーシック)
・定額データプラン 128K(バリュー/ベーシック)
・従量データプラン
・データプランLL(バリュー/ベーシック)
・データプランLL パケットプラス
・データプランL(バリュー/ベーシック)
・データプランL パケットプラス
・データプランM(バリュー/ベーシック)
・データプランM パケットプラス
・データプランS(バリュー/ベーシック)
・データプランS パケットプラス
・データプランSS(バリュー/ベーシック)
・データプラン22
・その他
・ユビキタスプランM
・ユビキタスプランS
・ユビキタスプランS+LCS
・位置情報専用プラン
・トランシーバプラン
●電話番号を残すためにあなたがすべきこと
FOMA契約のユーザーが現在の電話番号を維持し、引き続きドコモのサービスを利用するためには、終了日までに4Gや5Gに対応した新しい料金プランおよび対応機種への変更手続きを完了させる必要がある。2026年3月31日までに変更手続きを行わなかった場合、ユーザーが長年使用してきた電話番号は完全に失われてしまう。
手続きを進めるにあたり、利用中の機種が4Gに対応している場合でも注意が必要だ。4G対応機種であっても、VoLTEと呼ばれる高音質通話の機能に非対応の機種は、FOMAサービス終了後には音声通話が利用できなくなる。利用者は自身の端末が影響を受ける機種に該当するかどうかを公式サイトの案内を通じて事前に確認しよう。
また、4G対応機種でVoLTE機能が搭載されている場合でも、端末の設定でVoLTEがオフになっていると、2026年4月1日以降は音声通話を利用できない。利用者はスマートフォンや携帯電話の設定画面を開き、モバイルネットワークや通信のオプションからVoLTE機能がオンになっているかを確かめ、直ちに設定を変更しよう。
●dポイントが消滅する場合も dアカウントの注意点と対策
FOMA契約を継続したまま自動解約を迎えた場合、「dアカウント」に関する取り扱いにも大きな影響が生じる。FOMA契約をしており、かつdアカウントを新規発行していないユーザーは、自動解約の実施と同時にこれまで長年にわたってためてきた全ての「dポイント」が失効する。
ユーザーが保有しているdポイントの失効を防ぐには、2026年3月31日までにdアカウントの新規発行手続きを完了させる。既にdアカウントを持っているユーザーについても、2026年4月1日以降、対象のアカウントはドコモの回線契約を持たないdアカウントへとシステム側で自動的に変更される仕様となっている。
連絡先メールアドレスが「ドコモメール」のアドレスのみである場合や、そもそも未登録の状態である場合は、システム画面上に連絡先メールアドレスの登録を求める案内が表示される。この場合は、画面の案内に従い、受信可能な別の連絡先メールアドレスを登録し、「dカード」や関連サービスへの影響を最小限に抑えよう。
加えて、セキュリティコードの送信先が2026年3月10日以降、自動的に連絡先メールアドレス宛となる場合があり、ユーザーには設定内容の再確認が求められている。手続きの遅延は各種サービスの利用停止に直結するため、「d払い」やdカードを含む決済機能を利用しているユーザーは、各種サービスへの影響に関する案内も併せて熟読し対処しよう。
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