宮崎駿監督、85歳でも「やたら元気」 鈴木敏夫Pが近況明かす “パノラマボックス”一部公開

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2026年03月17日 14:32  オリコンニュース

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『宮崎駿のパノラマボックス』取材会の模様
 都内のスタジオジブリのスタジオで17日、宮崎駿(※崎=たつさき)監督が手がけた立体作品群「パノラマボックス」の一部がメディア向けに公開され、宮崎吾朗監督と鈴木敏夫プロデューサーが宮崎駿監督(85)の近況を語った。

【画像】素敵…!となりのトトロ「ねむいよー」

 今年1月に85歳を迎えた宮崎駿監督について鈴木氏は「そろそろかなと思っていたら、全然そんなことはなくて、やたら元気なんです」と笑顔でコメント。吾朗監督も「血液検査の数値が僕よりいい。本当に元気」と驚きを隠さなかった。

 さらに「ここへ来て反射神経が鋭くなっている」と語り、企画の相談を持ちかけると、話し終える前に答えが返ってくるほどの瞬発力を見せているという。「まだまだ現役という気持ちが強く、映画を作りたいという感情をはっきりと出している」と創作意欲の衰えは感じられない様子を明かした。

 一方で、「天候や体調によってやる気が左右されることもある」とし、年齢を重ねる中での変化も間近で感じていると語る鈴木氏。「世の中が期待しているのは分かるが、どうなるかは分からない」としつつ、「何が起こるか分からないのが創作の世界」と宮崎駿監督の今後について含みを持たせた。

 今回公開された「パノラマボックス」は、箱の中に複数のレイヤーで描かれた絵を配置し、のぞき込むと映画のワンシーンのような奥行きのある風景が広がる立体作品。セルアニメーション制作で用いられてきた「マルチプレーンカメラ」の発想にも通じる仕組みだ。

 宮崎駿監督は制作中、「子どもの頃に夢中でパノラマボックスのようなものを作った」と語っていたといい、息子の宮崎吾朗監督によると、キャラメルの箱に印刷された立体仕掛けが原体験になっているという。鈴木氏は、見学に訪れた園児たちが楽しむ姿を見て宮崎監督が「子どものためのジブリが帰ってきた」と喜んでいたことも明かした。

 本展示は愛知・長久手のジブリパークでの公開に向け制作が進められているもので、『風の谷のナウシカ』から『君たちはどう生きるか』までの長編作品をはじめ、短編や新作3点を含む計31点すべてが宮崎監督の描き下ろし。17日の公開では、完成済みの23点が報道陣に披露された。

 全作品はジブリパーク「ジブリの大倉庫」企画展示室で7月8日から公開予定。現在開催中の企画展示「食べるを描く。」増補改訂版は6月8日までとなっている。

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