SUBARU HIGH PERFORMACE X Version II(伊藤和広/山内英輝/井口卓人/花沢雅史) 2026スーパー耐久第1戦もてぎ スバルは3月21日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONEが開催されている栃木県のモビリティリゾートもてぎでメディア向けのプレスブリーフィングを開催。今季からTeam SDA Engineeringが新投入する『SUBARU HIGH PERFORMACE X Version II』の詳細と、2026年4月1日付けで新設される『スポーツ車両企画室』について説明した。
2022年からカーボンニュートラル燃料(CNF)を使用してスーパー耐久に参戦しているスバル。2024年第2戦までを『Team SDA Engineering BRZ CNF Concept』、第3戦から2025年第7戦までを『HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT』で戦ってきたが、2026年からはハッチバックボディのHIGH PERFORMACE X Version IIで新たな挑戦を開始する。
「リヤディフューザーやフロントフェンダーにもダクトが空いています。これはタイヤハウスからの空気を取り入れる/出すという空力面での効果をしっかりと取り入れて制作しています。また、空力特性を作っていくうえで社内の協力も非常に増えてきていて、CD/CL値といったクルマの空力を見ている部署も参加しており、先日もHIGH PERFORMACE X Version IIを風洞に入れて空力特性を測定しました。そういったことも頻繁に行われるようになってきています」
エンジンは昨年までのHIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPTから継続となるFA24型水平対向ツインスクロールターボエンジンを搭載。出力は市販車から約100psアップの最大出力364ps、最大トルクも同様に100Nm上昇した375Nmを誇る。使用燃料はエネオスのE20低炭素燃料に対応しつつ、今後はインタークーラーや強度アップによる出力向上も狙うという。
そのHIGH PERFORMACE X Version IIの初戦は3月22日に行われる2026スーパー耐久第1戦もてぎのレース2決勝。すでに予選ではST-2クラスのマシンと遜色ないタイムを記録しているが「もう少し上にいけるのではないか、という想定はもう少しあります」と言い、まずはレースの完走を第一目標に掲げた。