トップを争うフェルタッペン・レーシングの3号車メルセデスAMG GT3エボとローヴェ・レーシングの99号車BMW M4 GT3エボ 2026年NLS第2戦 マックス・フェルスタッペン、ダニエル・ジュンカデラ、ジュール・グーノンのトリオは、3月21日に開催された2026年NLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第2戦での勝利を剥奪された。これはウインワード・レーシングが運営する3号車メルセデスAMG GT3エボが規定を超えるセット数のタイヤを使用したため、失格となったためだ。
フェルスタッペン・レーシングのAMG GT3は、4度のF1チャンピオンが乗り込んだレース序盤にクリストファー・ハーゼ駆る16号車アウディR8 LMS GT3エボII(シェラー・スポーツPHX)と争った後、ライバルに1分近い差をつけてフィニッシュしていた。これによりフェルスタッペンはNLSのトップクラスへの2度目の参戦でシリーズ通算2勝目を手にしたかのように見えた。
しかし、レース終了から約2時間後、タイヤの使用に関するカテゴリーの規定に違反したとして3人は失格となった。
レギュレーションでは各車は6セットのタイヤを使用できることになっているが、フェルスタッペン・レーシングの車両はレース当日に7セットの異なるタイヤを使用していたことが判明した。したがって、フェルスタッペン、ジュンカデラ、グーノンはレース結果から除外され、代わってダン・ハーパーとジョーダン・ペッパーの99号車BMW M4 GT3エボ(ローヴェ・レーシング)がNLS2の勝者となっている。
ウインワードのチーム代表であるクリスチャン・ホーヘナデルは、「この失格は痛手だ」と述べた。「残念ながら、チーム内でミスが発生し、レースコントロールは遡及的に優勝車を失格にせざるを得なかった」
「メルセデスAMGパフォーマンスチームとしてニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)での最初のレースだった。応援してくれたすべての人に謝罪したい。我々は今日という日を徹底的に分析し、今後のレースに向けて細心の注意を払って準備を進め、ADACレベノール24時間ニュルブルクリンク(ニュルブルクリンク24時間レース)に向けて全力で取り組んでいく」
フェルスタッペン・レーシングから勝利を引き継いだローヴェのBMWは、緊張感のある結末を迎えていた。最終ラップにおいて、ペッパーのすぐ背後にはティム・ハイネマンとスヴェン・ミューラーの44号車ポルシェ911 GT3 Rエボ(ファルケン・モータースポーツ)が迫っており、結果として優勝争いとなった戦いのなかで99号車BMWはわずか1秒差でフィニッシュラインを通過した。
[オートスポーツweb 2026年03月22日]