高石あかり(C)NHK NHK連続テレビ小説『ばけばけ』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)で主人公・トキを演じた俳優の高石あかり(※高=はしごだか)が、すべての撮影を終え、報道陣の取材に応じた。約一年にわたる朝ドラヒロインとしての日々を振り返り、「『ばけばけ』でよかったなという思いが一番大きい」と充実感を語った。
【写真あり】新キャラ追加!新たな相関図に反響続々 本作は、松江で生まれ育ったヒロイン・トキが、日々のうらめしさと向き合いながら人生を歩み、世界を転々とした末に日本へたどり着いた外国人の英語教師と出会う物語。“怪談好き”という共通点から心を通わせていく2人の姿を描く。松江の没落士族の娘・小泉セツと、作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに大胆に再構成したフィクションで、脚本はふじきみつ彦氏が手がける。
撮影を終えた心境について高石は、「携わっているスタッフの皆さん、キャストの方々、題材や物語、脚本など、すべてが私にとって完璧だと言えるような作品でした。そんな作品で、夢だった朝ドラのヒロインをやれたということが、本当に奇跡だなと思っています」と語った。現場についても「この仕事は人と人との仕事で生活のようなもの。うまく交わらないこともあると思っていたけど、そんなこともないんだという気づきがあった」と振り返り、「全員が全員のことを尊敬し合えている現場だった」と印象を明かした。
撮影を通して自身の変化も感じたという。特にセリフ覚えについて「相当早くなりました」と語り、「朝ドラは毎日撮影があるので、『覚えにくい』と言っている時間がない。前日のうちにしっかり覚えておく習慣になった」と説明。どれほど変化したか問われると「200倍くらいだと思います(笑)」と笑顔を見せた。
劇中で夫婦役を演じたヘブン役のトミー・バストウについては、「とても自由な方で、でも周りをよく見ていて優しい」と語り、その人柄が役柄の魅力につながっていると分析。「トミーさんのチャーミングな部分がヘブンというキャラクターに溢れている。最初から『この人と1年間やっていける』という感覚があった」と信頼関係を明かした。
クランクアップ時の思い出としては、スタッフとキャストから贈られた手作りのプレゼントを挙げ、「チェキとメッセージがついていて、白い枠にびっしり文字が書かれていた。あれは一生の宝物」と感慨。また、ヒロイン決定時から見守ってきた母親が、撮影終了後に自身以上に涙していたことも明かした。
今後の俳優像については「驚いてもらえたらうれしい」と語り、「トキのイメージが変わるような作品にも出ていくと思うので、『あ、トキだったんだ』と驚いてもらえたり、『面白いな』と思ってもらえたらうれしい」と意欲を見せた。
最後に視聴者へ向け、「ここまで長い間見ていただきありがとうございます。モデルである小泉八雲さんが綴った怪談がようやく登場して、それが2人にとってどんな意味を持つのか、ぜひ最後まで見届けてほしい」と呼びかけた。