
映画「いかレスラー」「ヅラ刑事」「地球防衛未亡人」「還暦高校生」「怪獣天国」などで知られる、“バカ映画の巨匠”河崎実監督(67)が、俳優森田健作(76)がパーソナリティーを務める29日午前6時30分のFM NACK5「森田健作 青春もぎたて朝一番!」(日曜午前6時30分)と4月4日午後8時30分のニッポン放送「森田健作 青春の勲章はくじけない心」特別版に出演する。
河崎監督は“青春の巨匠”森田を相手に「ウルトラマン」の特撮シーンや森田の青春ドラマに影響を受けて映画監督になったことを明かした。そして最新作「イルカがせめてきたぞっ」について語った。
映画を作り始めたのは明大学在学中。「目指すべきは長嶋茂雄さん、イメージするのは植木等さん」を自負して、これまでに30本以上の映画を世に放ち“バカ映画の巨匠”と呼ばれてきた。
「最初は円谷プロの特撮に引き込まれました。その後に『ウルトラセブン』(TBS)や『巨人の星』(日本テレビ)、『タイガーマスク』(日本テレビ)など、梶原一騎作品からモロ影響を受けましたね。青春ドラマでは森田さんの出演していた『おれは男だ!』(日本テレビ)が大好きでしたね。最高に面白かった」と話した。
“バカ”と“青春”の巨匠同士の出会いは、森田が主演・企画・製作・製作総指揮を務めた1887年(明20)の松竹映画「おれは男だ!『完結編』」だった。
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森田は「河崎監督から、全国で『おれは男だ!』のトークショーをやりたいという手紙が来てね、それがきっかけでしたね、で、全国7都市で『おれは男だ!大会』というイベントを展開してくれたんですよ」。
河崎監督は「自筆で手紙を書いたのですが、まさか返事が来るとは思わなかった」と振り返った。
森田が政治家に転身した95年(平7)には、防犯教育ビデオ映画の企画を森田に提案し、森田の出演で「地球防衛少女イコちゃん」を製作・監督した。同映画は文部省選定作品になり大きな話題を呼び、その後も河崎監督のオリジナル作品としてシリーズ化している。
森田は「もう長い友達になったけど、正直言ったら今も河崎監督というのは分からないんだよ。ただ、並外れたアイデアマンで、常識で考えないようなことをやる。“バカ監督”とか”B級映画監督”とか言われるけど、彼は子供のような感性を持ってる」と話した。
河崎監督の最新作「イルカがせめてきたぞっ」は現在、クラウドファンディングで製作している。物語はイルカ語を研究する「海洋生物研究所」に、ボンベを背負い武器を持ったイルカたちが現れ、人間を襲う事件が発生するという奇想天外な内容。「シンガー・ソングライターのイルカさんの息子さんの神部冬馬さんが出演しますが、だったらとイルカさんもお願いしたところ特別出演してくれることになりました」。
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森田は「『出る杭(くい)は打たれる』けど『出過ぎた杭は打たれない』からな。彼は、その出過ぎた杭なんだよ。そういった意味でも期待しているし、多くの人に賛同してもらいたいね」とエールを送っていた。
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