蒼井優&イッセー尾形が父娘役で初共演 原田マハ監督デビュー作『無用の人』メインキャスト発表

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2026年03月26日 19:40  クランクイン!

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映画『無用の人』に出演する(左から)永山瑛太、蒼井優、イッセー尾形、渡辺えり (C)2026 映画「無用の人」製作委員会
 作家・原田マハの監督デビュー作となる映画『無用の人』のメインキャストとして、蒼井優、イッセー尾形、渡辺えり、永山瑛太の出演が発表された。主人公を演じる蒼井とその父親役のイッセー尾形は初共演。

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 原田マハが、2014年に刊行した短編集『あなたは、誰かの大切な人』に収録された一編『無用の人』を原作に、自ら監督・脚本を務める本作。主人公・聡美が監視員として勤める美術館に届いた謎の「鍵」をきっかけに、ひと月前に孤独死した父との記憶をたどり、家族でさえ知らなかった父の晩年の姿が次第に明かされてゆく人間ドラマだ。

 主人公・聡美を演じるのは蒼井優。アートと茶の湯を愛しながらも、静かにこの世を去った聡美の父・唯一を演じるのはイッセー尾形。“好き”を生業にした聡美を温かく見守る母親・柊子を渡辺えり。そして映画オリジナルの登場人物である、唯一が通っていた古道具屋の店主・タクを永山瑛太が演じ、どこか距離のあった父と娘の思いを橋渡しする役どころを担う。

 蒼井は、本作で監督初挑戦となった原田との現場を振り返り、「穏やかに現場を見つめていらした原田監督の眼差しから、私は多くのことを学ばせていただいたように思います」とコメント。

 イッセーは茶の湯に造詣の深い唯一を演じるにあたり、茶人・千宗屋からの指導を受けたことに触れ、「魅力的な人たちに出会えて、無用どころか、僕にとってはありがたい作品です!」と新しい学びを得た喜びを明かした。

 渡辺は本作と俳優という仕事を重ね合わせ、「まさに私たちは無用の人たちなんです」と語りつつ、それこそが必要不可欠な「愛」だと熱い思いを寄せる。

 永山は「原田マハさんのエネルギーによって、人間はどこに向かえば良いのか少しだけ分かった気がしました」と、撮影を通して得た気付きについて語った。

 映画『無用の人』は、2027年1月全国公開。

※キャストコメント全文は以下の通り。

<キャストコメント全文>

■蒼井優(羽島聡美役)

私がこれまで目にしたことのない景色を数多く見てこられた原田マハさんが、どのような映画を、どのように作られるのかとても興味を抱いていました。
穏やかに現場を見つめていらした原田監督の眼差しから、私は多くのことを学ばせていただいたように思います。

「無用の人」という言葉に、胸がほんの少しきゅっとなる方に、ぜひご覧いただきたい作品です。

■イッセー尾形(羽島唯一役)

最初に台本をいただいた時は「お茶!」と唸ったものです。まるで縁もゆかりもない世界ですから。役の人物造形どころじゃない。まず「お茶!」です。

稽古が始まると千宗屋さんがそれこそ惜しみない手ほどきで導いてくれます。その先に役の人物唯一も掴めるだろうと祈りもしました。いってみれば、お茶にもぐっておりましたから、恥ずかしながら、試写を見た時に蒼井優さんや渡辺えりさんや瑛太さんたちと一緒に作り上げた映画だな、と改めて実感したわけです。

魅力的な人たちに出会えて、無用どころか、僕にとってはありがたい作品です!

■永山瑛太(タク役)

家族、人とのご縁、アート、
伝統工芸品、お茶の世界。
原田マハさんは
どこまでも深く
一つ一つを愛でるよう
私に言葉で伝えてくれました。

この作品を通じて
血の繋がり、伝統を受け継ぐ事、
普段の生活の中で見え隠れしていた答えが
原田マハさんのエネルギーによって
人間はどこに向かえば良いのか
少しだけ分かった気がしました。

この映画が皆様にどんな形で届くのか、
とても楽しみにしています。

■渡辺えり(柊子役)

私たちの仕事はお客様に目に見えないものの大切さを伝え、限りある人生の中で「永遠の美」にあこがれて追いかける作業にまさに命を懸ける仕事だと思います。

この映画の登場人物はみんな不器用です。そしてそれぞれが目に見えない「愛」のようなもの。すぐには役には立たず捨てられてしまうような形にならないものを追いかけている。

「無用の人」まさに私たちは無用の人たちなんです。でもそれが戦争のない世の中を作る原動力だと思っています。
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