「忌野清志郎さんを愛する方々に不快な思い」TOKYO FM謝罪 物議Tシャツ販売で真意説明

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2026年03月28日 11:16  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

TOKYO FMの公式サイトから

TOKYO FMは28日までに、開局55周年を記念して販売したTシャツが、09年に58歳で亡くなったロックミュージシャン忌野清志郎さんのファンの間などで物議となったことをめぐり、見解を示す声明を公式サイトに発表した。また「忌野清志郎さんを愛する方々に不快な思いをさせてしまいました」と謝罪した。


Tシャツは開局55周年記念でアパレルブランド「NEIGHBORHOOD」とコラボ。清志郎さんと“よく似た人物”として知られる、THE TIMERS(ザ・タイマーズ)のメンバーでヘルメット、サングラス、マスク姿のZERRY(ゼリー)をプリントされている。また背面には同バンドが89年、楽曲をオンエアしないラジオ局に抗議を示す形で、テレビの音楽番組で突如、「FM東京」を批判する内容で歌った歌詞も印字されている。商品説明では「1989年のザ・タイマーズのFM東京事件をモチーフにした特別モデルとなっています。37年の時を経て、伝説の事件がTシャツになりました」と告知。これらに対して、ファンから賛否の声があがっていた。


TOKYO FMは新たな声名で、Tシャツの制作・販売にあたり、清志郎さんの所属事務所の賛同を得たと説明。「『かつてこれほどまでにロックでパンクなミュージシャンが存在し、放送という枠組みを超えて表現を貫いた』という事実を、後世に語り継ぎたいという強い想いがありました。あえて“歴史的な場面”を形にすることで、忌野清志郎さんのスピリットを未来に繋げたいと考えた次第です」と、意図を説明した。


その上で「当初の告知においてこうした背景を説明せず、単に『記念』という言葉に集約してしまったことで、忌野清志郎さんを愛する方々に不快な思いをさせてしまいました」と謝罪。「頂戴しましたご意見を真摯に受け止め、今後の活動の参考とさせていただきます」とした。


販売方法の変更などは告知しておらず、公式オンラインショップでも予約販売の受付が継続されている。


 ◇  ◇  ◇


▼全文


いつもTOKYO FMをご愛聴いただき、誠にありがとうございます。


「NEIGHBORHOOD(R)×THE TIMERS×TOKYO FM」コラボレーションTシャツにつきまして、お客様およびファンの皆様より、SNS等を通じて数多くの貴重なご意見を頂戴しております。


忌野清志郎さんと弊社は、1989年の「ヒットスタジオR&N」でのパフォーマンス以降もレギュラー番組へのご出演や、TOKYO FM出版での絵本『ブーアの森』の刊行など関係を築いてきた経緯がございます。


本商品の制作・販売にあたりましては、弊社が企画し、忌野清志郎さんの所属事務所ベイビィズ様にご賛同いただき、NEIGHBORHOOD様へデザイン・製造を依頼し進めてまいりました。


今回の企画の背景には、「かつてこれほどまでにロックでパンクなミュージシャンが存在し、放送という枠組みを超えて表現を貫いた」という事実を、後世に語り継ぎたいという強い想いがありました。あえて“歴史的な場面”を形にすることで、忌野清志郎さんのスピリットを未来に繋げたいと考えた次第です。


しかしながら、当初の告知においてこうした背景を説明せず、単に「記念」という言葉に集約してしまったことで、忌野清志郎さんを愛する方々に不快な思いをさせてしまいました。言葉足らずであったことを深くお詫び申し上げます。


頂戴しましたご意見を真摯に受け止め、今後の活動の参考とさせていただきます。この度は、本企画にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございました。


TOKYO FM

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