ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)、ジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)/2026MotoGP第3戦アメリカズGP 3月28日、2026年MotoGP第3戦アメリカズGP MotoGPクラスのスプリントレースがサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、ホンダHRCカストロールのルカ・マリーニは5位、ジョアン・ミルはリタイアとなった。
わずか0.032秒差で初日トップ10入りを逃したミルは、土曜日の予選にQ1から挑んだ。ミルは前半の走行で2分秒01秒210を記録し、トップでセッションを折り返す。終盤にフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)がミルのタイムを更新したものの、ミルは2番手でQ2に駒を進めた。
Q2でもミルは好調で、残り9分を切ったあたりで首位に浮上。後半の走行ではタイムを更新することはできなかったが、それでも5番手を獲得した。マリーニは9番手タイムとなる2分00秒891をマーク。しかし走行ライン上でスロー走行し、他車の走行を妨げたとして、決勝レースでは2グリッド降格のペナルティを受けることとなった。
午後のスプリントでは、オープニングラップで他車の転倒があり、ミルが3番手で最初のコントロールラインを通過。レース終盤は4番手を走行し、3番手のペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)を追った。順調に見えたミルだったが、最終ラップの1コーナーでまさかの転倒。ここでレースを終えた。
マリーニが冷静なスタートを決めて、7番手でオープニングラップを完了。そのままポジションを維持して走行を続けたマリーニは、ファイナルラップでミルが転倒したことにより6位でチェッカーを受けた。さらにレース後、3位フィニッシュのアコスタにタイヤ最低内圧違反の8秒加算ペナルティが科され、マリーニは5位に繰り上がっている。
また、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)は9位、ディオゴ・モレイラ(プロホンダLCR)はリタイアでスプリントを終えている。
ルカ・マリーニ(予選:9番手、スプリント:5位)
「結果だけ見れば6位で満足すべきだと思う。でも、もっと上を目指していたし、表彰台争いに加わりたかった。ただ、今日は昨日ほど調子が良くなかった。今日はすべてが昨日より少し複雑で、それが自分たちのポテンシャルを制限してしまった」
「それでもこの2戦と比べてバイクを改善できているし、これは重要なポイントだ。トップ5に入るには、すべてを本当に完璧にそろえる必要があるから、差を詰めるためにはまだやるべきことがある。正しい方向へまた一歩前進できたので、明日のレースではさらに改善して、どうなるか見てみたいね」
ジョアン・ミル(予選:5番手、スプリント:リタイア)
「いつもどおり前向きな気持ちでいるし、後悔はない。表彰台を争うチャンスがあったので、まさにそれを実行した。挑戦しなかったら、もっとやれたんじゃないかと考えて眠れなくなるからね」
「確かに今後はもう少し忍耐が必要だけど、このやり方で取り組み続ければ、1回や2回じゃなく毎レースで上位争いができると確信している。改善すればするほど、余裕も広がっていく。今回は自分のミスだったので、チームには申し訳なく思っている。明日に向けてどんな可能性があるか見ていく。また表彰台を争うチャンスがあるなら、いつもどおり自分のすべてを出し切って挑むつもりだ」
[オートスポーツweb 2026年03月29日]