参院予算委員会で答弁する赤沢亮正経済産業相=30日午後、国会内 イラン情勢の悪化で石油製品「ナフサ」の供給不安が高まり、医療用品への影響が懸念されている。高市早苗首相は30日の衆院予算委員会で「医療活動が停滞しないよう、安定供給を図る体制を立ち上げた」と表明。赤沢亮正経済産業相を「重要物資安定確保担当相」に充てる人事も発令し、懸念払拭と対応に全力を挙げた。
ナフサを原料とするプラスチックは、医療機器などに幅広く使用されており国民生活に与える影響が大きい。衆院予算委では共産党の辰巳孝太郎氏が「人工透析機器にも使われている。患者が命の危険にさらされている」と述べ、対策をただした。
首相は「医療関係企業から厚生労働省を通じて経産省にサプライチェーン(供給網)に関する情報を集約」し、「石油製品の融通支援」などに取り組んでいると説明した。