記者会見する共産党の田村智子委員長=30日午後、国会内 東京都の清瀬市長選(29日投開票)で、共産・社民両党が推薦した元共産党市議の原田博美氏(50)が、自民、公明両党推薦の現職を破り初当選した。共産党員の現職首長は4人目。高市政権への徹底批判を続ける同党の姿勢が一定程度支持を集めたとの見方もある。
原田氏は1万3064票を獲得し、現職を1300票余り上回った。原田氏は30日の記者会見で、図書館存廃問題で現職への不満が高まっていたと指摘。イラン攻撃への対応を巡り「高市政権への批判が湧き上がる中、期待も注目も集まった」と振り返った。
共産の田村智子委員長は30日の会見で「戦争反対を大きく訴えて勝利した。こうした流れを各地に広げ、国政でも起こしたい」と述べ、手応えをにじませた。ある政府関係者は「驚いた。政権批判層は一定程度あるのだろう」と語った。
共産党によると、党籍を持つ現職首長は埼玉県蕨市長、長野県中川村長、大阪府忠岡町長がいる。