コメ「需要に応じた生産」を規定=食糧法改正案を閣議決定、備蓄見直しも

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2026年04月03日 09:02  時事通信社

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時事通信社

田植え機に新しい苗の入ったトレイを積み込む農家=2025年6月、新潟県三条市(AFP時事)
 政府は3日、コメなど主要作物の流通と価格の安定を確保する食糧法の改正案を閣議決定した。コメの生産者が「需要に応じた生産」に主体的に努力するよう規定。政府のコメ備蓄制度の目的を見直し、一部を民間で管理する「民間備蓄制度」も新設する。

 食糧法には、減反政策が廃止された2018年以降も、生産数量目標を配分する「生産調整」の規定が残っていた。今回の改正でこの記述を削除するが、代わりにコメ政策の長年の方針である「需要に応じた生産」を明記。国の需要見通しに合わせた生産を促し、コメ余りによる値崩れを防ぐ。

 備蓄米については、生産量が減ったときだけでなく、需要増などによる不足時にも放出できるよう見直す。迅速な放出に向け、集荷や卸売りなどの大規模な民間事業者には、一定水準以上の在庫を義務付ける民間備蓄制度の創設も盛り込んだ。 
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