長嶋一茂と玉川徹がバトル激論 イラン情勢めぐり「理想論では現実進まず」「私の方が現実」

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2026年04月03日 14:31  日刊スポーツ

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長嶋一茂(2019年10月撮影)

元プロ野球選手でタレント長嶋一茂(60)は3日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に生出演。イラン情勢で事実上封鎖されたホルムズ海峡で足止めされているタンカーの通過に向けた交渉のあり方をめぐり、元同局社員の玉川徹氏との間で、激論バトルを展開した。


この日の放送では、パネルコーナーで、ホルムズ海峡の封鎖による市民生活への影響や、イラン側との各国の交渉について、専門家の解説をまじえて伝えた。一部の国のタンカーは海峡を通過し、実際に通過したタイの外相へのインタビューを通し、日本に求められる役割なども報じた。


玉川氏は、タイ側が交渉窓口として、日本との関係が深いイランのアラグチ外相の名前を挙げたことに触れ「日本とイランの特別な友好関係に基づいて、アジアの代表として交渉し、日本が通過するのが大前提ですが、日本以外の国も通してほしいと日本政府がイランに伝える道があるということを、こうやってタイから伝えられている」と指摘。「1日1隻でも日本のタンカーを通すことができたら、(石油供給に向けた現状の不安が)まったく違う状況になる」と述べ、「1日1隻でもいいから通して欲しいと。できれば、日本が交渉し、アジアの国々も通してほしいという枠組みをつくれないかと、イランとまさに外交をしてやるべきです」と主張した。


一方、一茂は「そういう交渉ができるならぜひやっていただきたいが、日本はアメリカと同盟国で、日本が指導力を発揮して国際世論を巻き込むというところが、得策かどうかですよね」と、疑問を呈した。その上で、「(日本政府が)日本国だけのために交渉して動線を確保するのはいいけれど、それを諸外国も巻き込むという見え方は、アメリカに対してどうかなと思っている。そこは(過度に)やらない方がいいのかなと思う」と持論を述べた。


これに対し、玉川氏は「いや、そんなことないでしょ」と反論。「日本だけじゃなくて、多くの国がホルムズ海峡を通れるようになれば油の値段は下がる。今、トランプ大統領がいちばん困っているのは、油の値段が上がっていること。むしろ、そういう風な言い方をして、いっぱい(タンカーが)通れるようになれば油の値段は下がる。日本は多くの国といっしょに、通れるようにしますよ、アメリカのために、と言えばいいだけの話ですよ」と述べた。


ここで一茂が、「だったら、すぐに戦争をやめりゃいいじゃないですか」と玉川氏に反論したところから、2人のバトルがスタート。玉川氏の「だれが?」の質問に、一茂が「トランプが戦争をやめたら…」と応じると、玉川氏は「やめないじゃないですか。やめないのが大問題なんですよ」と言い返した。


ここで、解説で出演した東大公共政策大学院の鈴木一人教授は「おふたりがおっしゃっていることは、意味があること」とした上で、「日本が交渉したからといって、みんなが通れるわけにはならないのが大きなポイント。最終的には、戦争が終わらないとみんなが通れる状況にはならない」と指摘、一茂は「ですよね」と応じ、「玉川さんのおっしゃっていることは分かるんですよ。理想論でね。理想論は分かるんだけど、理想論で突っ込んでアメリカとごちゃごちゃすることになったら、この間の日米外交は何だった、ということにもなっちゃう」と、先月の日米首脳会談に言及。「まずは自国のことだけを考えるというのは良くないかもしれないけれど、日本国民はインフレやガソリン高で困っている。まずは日本だけちゃんとやりましょうということ。それが波及して諸外国に行って、ガソリンの値段が最終的に下がったという結果論だったらいいんだけど」と訴えた。


一茂は「いきなり理想論から言っちゃったら、現実は進まない」とさらに主張を続けたが、玉川氏も「私の言っている方が現実ですよ」と応戦。ここで、議論を見守っていたMCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「CMいきます。CMいった後に。CMいってください」と述べ、2人の討論はいったん休憩に入った。


CMが明けると、一茂は「さっきの玉川さんのお話、合点がいきました」と切り出し、「日本のタンカーだけ入れても価格は世界市場なので下がらないから、各国を巻き込んでやるというのは、その通りだなと」と理解を示しつつ、「日本のタンカー1隻だけでもホルムズ海峡を通せば、備蓄の期間は延長できる」と主張。羽鳥は「それは日本に関して。玉川さんが言っているのは、みんなでやったら、全体(の価格)が下がるということ」と説明したが、一茂は「最終的に、僕はどっちが先かなという考え方をしている。まずは日本国だろうと思っている」と、持論を譲らなかった。


一方、玉川氏は「戦争の終わり方によっては、戦争が終わった後も(ホルムズ海峡を)通れない可能性がある。アメリカの引き方によっては、イランがそのままホルムズ海峡を封鎖することもあり得るので、僕はずっと、イランを敵にしてはいけないという話をしている」と主張。一茂は、この玉川氏の主張には反論せず「このままイランの被害が続けば、報復はずっと続く。戦争がいったん停戦した、終結した、とアメリカが言っても、そこは考えてもらいたいということを、最後に言いたいですね」と訴え、この日のパネルコーナーは終了した。

このニュースに関するつぶやき

  • 原油供給に直結する問題だから、こっちの問題が重大だというのはわかるよ。でもね、辺野古の件だって、ここまで報道しない自由を振りかざしているのもどうかと思うんだけどね。酷過ぎないかい?
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