レッドブル、序盤戦での遅れを認める。メキース代表「我々は大きく離された4番手だ」

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2026年04月06日 09:30  AUTOSPORT web

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2026年F1第3戦日本GP ローラン・メキース(レッドブル・レーシング チーム代表兼CEO)
 レッドブルのシーズン序盤は極めて厳しいものとなっており、チーム代表を務めるローラン・メキースもその事実を隠そうとはしていない。彼は今年最初の3戦を終えた後、パフォーマンスの面で「我々は大きく離された4番手だ」と主張した。中国GPと日本GPの両方で、マックス・フェルスタッペンはアルピーヌのピエール・ガスリーと接戦を繰り広げ、上海ではバトルを制したものの、鈴鹿では敗れ去っている。


■開幕戦の希望から一転、後退したレッドブル

 ここまでのところ、オーストラリアGPで見せたスピードがレッドブルにとっての今季のハイライトであり、それがチームに誤った希望を抱かせてしまったのかもしれない。日本GPの後、メキースは「我々はメルボルンを離れる際、メルセデスから1秒、フェラーリからコンマ5秒遅れていると考えていた。メルボルンでの最大の違いは、マクラーレンが手の届く範囲にいるように見えたことだろう」と認めた。

 メキースは「マックスは20番手から巻き返し、マクラーレンと競り合うところまで挽回した」と当時を振り返り、「しかし、中国ではその差が大きく広がるのを目の当たりにした。そこから我々は、マシンのバランスや特性について頭を悩ませ始めたのだ」と語った。

 さらに話題が困難を極めた日本GPの週末に移ると、彼は「金曜日も土曜日も、決して良い状態には見えなかった。そして間違いなく、今日は喜べるようなことは何もない」とレース直後に明言した。

 同時にメキースは「ライバルたちとの全体的なギャップという点では、トップから1秒、最速のフェラーリからコンマ5秒遅れというメルボルンでの状況とそれほど大きくは違っていなかったように思う。しかし今では、マクラーレンもトップと同じレベルにいる。だからこそ、我々は大きく離された4番手なのだ」と説明。さらに「それが現実であり、メルボルンであれここであれ、根底にあるパフォーマンスの組み合わせの結果だと考えている。つまり、我々はさらに作業を重ねる必要があるということだ」と付け加えている。


■コース特性だけでなく、マシンに根本的な課題

 今年のF1ではエネルギーのデプロイメントが重要であることから、パフォーマンスが振るわなかったのはコース特性が原因かと問われたメキースは、「中国で後退してしまったと確信している。我々はトップ勢だけでなく、我々に近づいてきた中団グループとの比較でもそれを測っている。だから、中国で一歩後退したのは間違いない」と認めた。

 続けて彼は「そのため、コーナーの数だけの問題ではないと考えている。特定のコーナリングスピードやコーナリング条件において、パッケージが本来発揮すべき性能と比べて、ある程度のパフォーマンスを失ってしまう領域が存在するのだ。この点について、我々は取り組まなければならない」と課題を指摘している。

 一方で、日本GPについては「中国と比べると、ここ(鈴鹿)では特にレースにおいて少しばかり良くなっていた」としつつも、「我々は再び大きく離された4番手だったため、それは目に見えなかったし、誰も遠く離された勢力には関心を持たないものだ。全体的なギャップについては先ほど話した通りで、トップ勢から約1秒、最速のフェラーリからコンマ5秒遅れというのが、おそらく現在の我々の立ち位置なのだろう」と説明した。

 フェルスタッペンとアイザック・ハジャーがRB22は非常にドライブしづらいと不満を漏らしている状況を鑑み、メキースはこの問題が単なるセットアップ作業だけで解決するようなことではなく、根本的なものだと考えている。レッドブルの代表は「我々はマシンに関して、根本的なパフォーマンス不足に拍車をかけるような何かと格闘しているのだ。現在、このような複雑な問題を解決し、複雑な制限を理解しようと努めることが、我々の中心的な業務となっている」と解説した。

 そして、メキースは早期の挽回に向けた自信を見せ、「今のようにトップチームの最後尾にいるときは気分が悪いものだが、それこそが我々の羅針盤が目指すべきことそのものだ。そのような複雑な制限の根本を突き止めて特定し、それらを軽減して改善できるような開発を導入していく。今は悔しい思いをしているが、それこそがまさに我がチームの得意とすることであると完全に自信を持っている」と語り、締めくくった。

[オートスポーツweb 2026年04月06日]

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