
森七菜(24)が10日、東京・テアトル新宿で行われた映画単独初主演作「炎上」(長久允監督)初日舞台あいさつに登壇。居場所を失い東京・新宿歌舞伎町の新宿東宝ビル横、通称トー横に集う若者たち、トー横キッズを描いた同作のロケを、舞台の新宿歌舞伎町で行った際、通行人の男性から「俺が本物だ!」と言われたことで「学びを得た」と感謝した。
「炎上」は、トー横キッズのニュースを見た長久監督が「新宿歌舞伎町て、現場を取材し、彼女、彼らの物語を書くべきだと思ったことがきっかけ」と、映画化まで5年間、企画を温め、各所に取材を重ねながら物語を作り上げ、脚本から手がけたオリジナル長編映画で、撮影は2年前に行った。森は、カルト教信者の父から厳しい教育を受け、死後も母による教育が続き、家出する小林樹理恵、一ノ瀬ワタル(40)が樹理恵が加わるトー横キッズたちのグループのリーダーで、住む場所、スマホ、食べ物を分け与える神的存在のKAMIを演じた。
森は、撮影時の思い出を聞かれ「たくさんありますね。ホテルに泊まって過ごしてもいたので。そこにいる方の肌感を感じた」と振り返った。さらに「『俺が本物だ!』と言った人もいて、そうだよなと。気持ちの設定の仕方を教えてもらった。学びを得た。通り過ぎた男の人に、感謝しています」と歌舞伎町でのロケを振り返った。
演じた樹理恵は、両親から、教育を通り越した虐待とも言える厳しいしつけを受け、吃音(きつおん)を抱えている。役作りについて聞かれると「この話(映画の物語)は、この話だし、監督が取材してこられた(現実の)世界も、この世界(物語)にはあって。自分が加わるところで、バランスが崩れちゃいけないなとリスペクトの気持ちがあった」と世界観を大事にしたと説明。「電車でいつか隣にいたと、思われる女の子でいられるかを、すごく考え、自分の中で神経質になった部分もあったし、まひしてしまうところもあるくらい(共演陣との)出会いも刺激的で、あっという間に過ぎていった」と振り返った。
長久允監督は「話しました…走り方1つまで。吃音(きつおん)を、どう受け止めるか、専門家の方と話をし、作り上げた」と森との作品作りの一端を明かした。
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