ライブは「TIMEシャワーに射たれて…」から「流星のサドル」へとつながる、この周年ならではのメドレーで幕を開ける。ミラーボールの光を背にしたシルエットで登場した久保田の姿に、会場は一瞬で歓声に包まれた。「Dance If You Want It」「北風と太陽」ではダンサーとともにグルーヴ感あふれるパフォーマンスを披露し、「Love Reborn」「Indigo Waltz」では一転してメロウでソウルフルなバラードへと展開。緩急のある構成で観客を引き込んでいく。
1980年代楽曲のブロックを経て挟まれるMCでは、ステージ上でのカリスマ性から一転、親しみやすい語り口で場の空気を和ませる場面も印象的だった。続いてベスト盤『THE BADDEST 〜Son of R&B〜』収録の「Too Lite 2 Do」や「雨音」を披露し、楽曲の世界観をシンプルな演出で際立たせる。「the Beat of Life」では重厚なリズムが会場を揺らし、「LOVE RAIN 〜恋の雨〜」ではダンサーやコーラスとともに観客も体を揺らしながら一体感を生み出した。
衣装替えの合間には、ミュージシャンやダンサーによるハーフタイムショーを実施。演出や楽曲構成も含めて久保田自身が手がけており、ステージを離れている間も観客を飽きさせない構成となっていた。その後、「Missing」ではイントロから大きな歓声が起こり、「諸行は無常」では温かみのあるサウンドで会場を包み込む。さらに英語詞で歌唱された「Shadows Of Your Love」では、歌と演奏の力を前面に押し出したパフォーマンスで強い印象を残した。
中盤ではアメリカでの活動期に披露した「Breaking Through」で会場の空気を一変させ、クラブのような熱気を演出。続く「Brand New Eyes」ではシンプルな演奏の中、座って歌う久保田のボーカルが際立った。終盤は「FUN FUN CHANT」「Bring me up!」から「LA・LA・LA LOVE SONG」へとつなぎ、一気にボルテージを高めて本編を締めくくる。
アンコールでは恒例の「TAWAWAヒットパレード」によるダンスパートが展開され、会場を複数のチームに分けた参加型の演出で観客を巻き込む。ラストは「You were mine」で締めくくられ、長年愛されてきた楽曲の普遍性を印象づけた。
■セットリスト M01. TIMEシャワーに射たれて・・・〜流星のサドル M02. Dance If You Want It M03. 北風と太陽 M04. Love Reborn M05. Indigo Waltz M06. Too Lite 2 Do M07. 雨音 M08. the Beat of Life M09. LOVE RAIN 〜恋の雨〜 M10. Performance by Background Vocals & Dancers M11. Missing M12. 諸行は無常 M13. Shadows Of Your Love M14. Breaking Through M15. Brand New Eyes M16. FUN FUN CHANT M17. Bring me up! M18. LA・LA・LA LOVE SONG <Encore> EN01. TAWAWAヒットパレード EN02. You were mine