誹謗中傷の引き金となったブロビーとロメロの接触[写真]=Getty Images サンダーランドは13日、オランダ代表FWブライアン・ブロビーに対するソーシャルメディア上で向けられた人種差別的な誹謗中傷を受け、「このような行為が依然として頻繁に発生しており、容認できない」との声明を発表した。
ブロビーは12日に行われたプレミアリーグ第32節のトッテナム・ホットスパーに先発出場。前線で起点役を担うなど、1−0の勝利に貢献していた。
ただ、同試合では後半半ばに背後へのフィードに反応した際、相手DFクリスティアン・ロメロを後ろからプッシングした結果、アルゼンチン代表DFがGKアントニーン・キンスキーと激しく交錯。このプレーでキンスキーが頭部を打って流血したほか、ヒザを痛めたロメロはプレー続行不可能となり、重傷を覚悟したか、涙を浮かべながらピッチを後にしていた。
すでにイエローカードを1枚もらっていたブロビーのこのプレーに関してはプレー自体の危険さに加え、主審がイエローカードを出さなかったこともあり、試合後のインスタグラムのコメント欄にはそのプレーに憤った人物から人種差別的な誹謗中傷のメッセージが届いていたという。
サンダーランドは今年2月のFWロメイン・マンドル、先月のDFルチャレル・ヘールトライダらに続く所属選手に対する愚行を受けて公式声明を発表。ブロビーに対する全面的なサポートとともに、当該行為を強く非難した。
「私たちはブライアンを全面的に支持し、揺るぎない支援を惜しみません」
「これは単発的な事件ではありません。ロメイン・マンドルとルチャレル・ヘールトライダに対する最近の誹謗中傷は、スタジアム内外を問わず、このような行為が依然として頻繁に発生し、容認できない状況にあることを浮き彫りにしています」
「人種差別は忌まわしい行為であり、サッカー界にも社会にもあってはならないものです。私たちは人種差別が発生するたびに、明確かつ断固として非難し続けます。サッカーは、例外なくすべての人にとって安全で包括的な環境でなければなりません」
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