
見知らぬ土地で交通手段がないと、途方に暮れてしまう。
【衝撃の体験】「降りないほうがいい」。運転手の忠告を聞かず、車を出て歩き出した私。しばらくして分かった、言葉の意味
バスに乗れず、タクシーも行ってしまった......困り果てているときに現れたのは!?
<Mさんからのおたより>
10年くらい前、旅行で熊本へ行きました。
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熊本空港の近くで用事があり、タクシーを利用しました。新幹線で鹿児島に移動したかったので、近くのバス停で降ろしてもらい、熊本駅まではバス移動するつもりでした。
ところが、よく調べなかった自分が悪いのですが、空港からのリムジンバスは途中乗車が出来ないと知り、「情けないなあ」と思いながら辺りをキョロキョロしていました。
「乗って。駅まで送る」
「先ほど降ろしてくれたタクシー来ないかなあ」
半分諦めながらいると、本当にさっきのタクシーが現れたのです。
さっきまで乗っていたタクシーが再び(画像はphotoAC)
「どうしたの? バス来ないの?」
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運転手さんが聞いてくれたので、事情を話すと、
「乗って。駅まで送る」
たまたま、私が降りた場所がタクシー会社の休憩場所の近くで、運転手さんは私がバス停にとどまっているのが気になっていたとのこと。
「こんなことって、あるんだなあ」と感謝の気持ちでいっぱいでした。
「自分から言い出したことだから」
運転手さんは熊本駅まで、観光案内するかのように話してくれました。私が最初に降りた時に「これから鹿児島に行くんです」と話していたことを覚えていて、「自分は鹿児島出身で、奥さんが熊本の人で、こちらに来た」と教えてくれました。
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運転手さんはメーターを入れる気配がなく、無料で送ってもらうのはさすがに悪いので、「メーター、カウントしてください」と伝えました。「自分から言い出したことだから、いい」と言うので、「ダメですよ。お願いします」と、運賃を支払うようにしました。
熊本駅に着くと「新幹線口は反対側だけど、こちらから行けるから」と車を止めました。料金が少しでも安くなるよう、最後まで気遣ってくれたのです。
無事熊本駅に到着(画像はphotoAC)
私は現在、縁あって同じ九州に住んでいます。慣れない土地のせいか、あまり良く感じないことも多かったですが、そんな時はいつもこのタクシーでの出来事を思い出して感謝しています。
どこにいても、どんな時でも、「人に優しく」ですね。運転手さん、元気でいてくれているといいなあ。
本当にありがとうございました。
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