
戸田恵梨香(37)が14日、都内で行われたNetflix(ネットフリックス)シリーズ「地獄に堕ちるわよ」(瀧本智行監督、27日から世界独占配信。全9話)配信記念PARTYに出席。作品は配信前から各所で大きな話題を呼んでいるが、イベントの最後に「今回、自信、ありません。クランクアップまで試行錯誤を繰り返した作品です。監督が演出し、ドラマの中の細木数子をつくってくださった」と不安を吐露する一幕があった。
戸田は劇中で、独自に編み出した六星占術と「大殺界」などの強烈ワードで、昭和から平成にかけて国民を熱狂させた日本一有名な占い師・細木数子さんの、17歳から66歳までの波乱の人生を演じた。「皆さん(細木さんのことを)知っていると思うので、今、生きている人が知っている人を演じるのって、こんなに責任があるのかとビビってしまって」と重圧があったと吐露。「ドラマのオリジナルの細木数子を作ろうと言うのに甘えた。何度も何度も励まされた」と瀧本智行監督(59)に感謝した。
一方で「監督の思い、熱量に答えられないかもしれないと不安を抱えていました」と、壇上でかみしめるように撮影中の心中を明かした。その上で、自分だけでなく、美術監督の原田満生氏も「自信がない」と吐露していたことも明かした。「素晴らしい美術を作った巨匠が、そういうことを言うんだと最近、ビックリした」。そして「ずっと不安を抱え、次のステップを見つけられるからこそ、自分が成長できると感じた。命を削った作品。熱量を届けられたらと思う。細木数子を忘れて、ドラマを素直に楽しんで漏れたらと思う」と観客に呼びかけた。
細木さんは、戦後の焼け野原で飢え、貧しさから脱するため高校を中退して夜の街で働き始め、20歳そこそこで「銀座の女王」と呼ばれるなど成功。夜の街で培った人心掌握術を駆使し、占い師として一世を風靡(ふうび)し、レギュラー番組を多数抱え、著書は「世界で最も売れた占い本」としてギネス世界記録を樹立。一方で、霊感商法や裏社会とのつながりなど、黒いうわさがささやかれた。「地獄に堕ちるわよ」は、細木さんの素顔、バブル経済期に視聴率と大金を産む寵児(ちょうじ)にかしずくテレビ、出版業界の内幕といった、昭和から平成までの60年にわたる風景を鮮やかに映像化した。
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