共同発表を終え、握手する高市早苗首相(右)とポーランドのトゥスク首相=15日午後、首相官邸 高市早苗首相は15日、ポーランドのトゥスク首相と首相官邸で会談し、ロシアの侵攻が続くウクライナの和平実現に向けて協力していくことで一致した。中東やアジアの情勢についても協議し、「自由で開かれたインド太平洋」実現のため緊密に連携していくことを確認した。
両首脳は会談後、「力または威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対する」とうたった共同声明を発表。高市氏は共同記者発表で「安全保障環境が厳しさを増す国際情勢で同志国との連携がかつてなく重要だ」と語った。トゥスク氏は「両国は世界情勢を安定化させる大きな要因だ」と応じた。
両首脳は会談で、両国関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」に格上げすることで合意。情報保護の枠組みづくりを含め、安保協力の強化に向けた議論を進めることで一致した。両国は社会保障協定などの署名式も行った。
高市、トゥスク両氏の会談は初めて。ポーランド首相の来日は2020年1月以来で6年ぶり。

会談に臨む高市早苗首相(右手前)とポーランドのトゥスク首相(左手前)=15日午前、首相官邸