アキュラ&MSRが悲願のロングビーチ初優勝。キャデラックに先行許すも展開が味方/IMSA第3戦

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2026年04月19日 18:40  AUTOSPORT web

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優勝したレンガー・バン・デル・ザンデとニック・イェロリー(アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング/93号車アキュラARX-06) 2026年IMSA第3戦ロングビーチ
 4月18日、アメリカ・カリフォルニア州でIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第3戦『アキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチ』の決勝が行われ、アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング(MSR)の93号車アキュラARX-06が、100分間のスプリントレースを制した。

 レンガー・バン・デル・ザンデとニック・イェロリーのペアがドライブした93号車は、ポールポジションからレースを開始。しかし、序盤にトラフィックの影響でジャック・エイトケン駆る31号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・ウェーレン)にリードを奪われ、その後ギャップを拡げられてしまう。

 キャデラック優勢のまま進むなか、レース中盤にフィリップ・エングの25号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームWRT)がバリアに衝突しフルコース・コーションが導入されたことが事態を一変させる。93号車アキュラがピットレーンに入ったまさにそのタイミングでコーションが出されたのだ。この結果、アキュラはキャデラックとの順位を逆転させることに成功した。

 イェロリーから93号車を託されたヴァン・デル・ザンデはその後、31号車キャデラックのレギュラーであるアール・バンバーの代役として出場したフレデリック・ベスティの追撃を0.818秒差で振り切り、トップでチェッカーを受けた。

 これはオハイオを拠点とするMSRにとって、全カテゴリーを通じてロングビーチの市街地コースでの初勝利となった。またアキュラにとっても、シリーズがウェザーテック選手権となって以来、待望のロングビーチ初優勝となっている。

 3位にはハイパーカー/GTP時代における“史上最重量”1100kgの車重で今戦を戦ったポルシェ963の6号車が入り、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの姉妹車で開幕3連勝を狙った7号車963が4位で続いた。トップ5を締めくくったのはWRTの24号車BMW MハイブリッドV8だ。

 プロ・アマGTカテゴリーのGTDクラスでは、バッサー・サリバン・レーシングが運営する12号車レクサスRC F GT3(アーロン・テリッツ/ベンジャミン・ペダーセン組)が優勝を飾った。

 テリッツは、ロビー・フォーリー駆る96号車BMW M4 GT3エボ(ターナー・モータースポーツ)のBMWを約5秒差で抑え込み、チームに2年ぶりのGTD勝利を、ペダーセンには選手権キャリア初勝利をプレゼントした。

 決勝前には、前日の予選で最速タイムを刻んだバッサー・サリバンの89号車レクサスが最低地上高違反により最後尾スタートとなる波乱があったが、決勝では姉妹車12号車がその強さを見せつけた。

 トップ3には2位の96号車BMWに続き、34号車フェラーリ296 GT3エボ(コンクエスト・レーシング)が入った。同じくフェラーリの70号車(インセプション・レーシング)が4位。繰り上がりでポールポジションを獲得した36号車シボレー・コルベットZ06 GT3.R(DXDTレーシング)は、ロバート・ウィケンスが序盤戦をリードしたものの終盤に失速し、89号車レクサスに次ぐクラス6位でレースを終えている。

 ウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦となる第4戦『モントレー・スポーツカー・チャンピオンシップ』は、カリフォルニア州のウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカを舞台に、5月1日から3日にかけて開催される予定だ。

[オートスポーツweb 2026年04月19日]

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