壇蜜は見た 解剖を初めて見た警察官がひっくり返った エンバーミング体験談明かす

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2026年04月27日 20:39  日刊スポーツ

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香港映画「旅立ちのラストダンス」の先行上映会に参加した壇蜜

タレント壇蜜(45)が27日、都内で行われた、香港映画「旅立ちのラストダンス」(アンセルム・チャン監督、5月8日公開)のトークショー付き先行上映会に参加した。


香港の伝統葬祭儀式「破地獄」を通じて生と死、人の絆を描いた作品。葬儀場や遺体安置所でロケを行うなどリアリティーに徹底的にこだわった。24年に公開され、主要な映画賞レースを席巻して歴代興収NO・1の記録を樹立した。


壇蜜は遺体保全や修復を行う「遺体衛生保全士」の資格を持っている。


ご遺体を衛生的に保ち、腐敗を遅らせる処置をエンバーミングという。学生時代に読んでいた漫画にエンバーミングが出ていて「この仕事、興味あるかもと客観的に思っていた」という。だが、身内などから「本当にそれでいいの」とたずねられた際に「対抗できない10代の思いがあった。でも、ある時にそのフタが開いた」という。


壇蜜が資格を取得したのは芸能生活を始めるのとほぼ同時だったという。資格の取得には2年かかった。「1年は解剖学やホルマリンの扱いなどを学んだ。2年目は葬儀社で研修。棺に子どもの写真を入れて欲しいとか。お祭り好きの人が亡くなった時はハッピとふんどしを入れて、棺の中が祭りという感じ。奥さまが『これがお父さんだ』とすごく喜んだ」と振り返った。


エンバーミングの“リアル”についても明かした。


「においに一番近いところにいるのが葬儀社の人や道士さま。骨に付いた肉を取るのは(葬儀社の)社員の人。新人はご遺族が見ていると頑張るんです。休憩になって2回目に肉のにおいを嗅ぐと、えらい反応をする。肉は独特のにおいがするんです。初めて解剖を見た警察官がひっくり返るのを見ました」。


エンバーミングで難しかったことは、それぞれの人に合わせることだという。「体形は人それぞれ。体形や体質に合わせたエンバーミングは難しい。ホルマリンの量も違う。病歴や長患いをしていて褥瘡(じょくそう)をしていると、棺が汚れないようにとか考えることがたくさんあった。残された家族も動揺しているから、メークもこの口紅を使ってくれとか(の依頼が)急に舞い込んでくる。私自身が『どうしよう、どうしよう』となってはいけない」と体験談を明かした。

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