フェラーリのリヤウイングにアウディのサイドポッド。新規則の解釈には「目を引く要素が多い」とベテランエンジニアが語る

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2026年04月28日 07:00  AUTOSPORT web

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2026年F1第3戦日本GP ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
 マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チームのチーフデザイナーを務めるロブ・マーシャルは、2026年に導入された新しい技術規則について「大部分のエンジニアが恐れていたほど厳格なものではない」と明かし、ほとんどのマシンが互いにかなり異なって見えること、そして特にシャシーのデザインに関しては、他の10チームの新規則の解釈方法には「多くの驚きがある」と語った。

 2024年1月にマクラーレンに正式加入したマーシャルは、「我々はレギュレーションはかなり厳格なものになるだろうと思っていた」と振り返った。

「昔は紙に数字やデータが大量に書き込まれていて、それが(マシンを製作する際に)守らなければならない枠をある程度決めていた。今は非常に複雑なCAD(コンピューター支援設計)モデルが山ほどあり、一見すると、それに基づいて創造性を発揮するのははるかに難しい。なぜならモデルがマシンをデザインしてくれるからだ」

 パドックをくまなく見渡しながらライバルたちを注意深く観察するマーシャルは、バーレーンでのプレシーズンテストに参加した際、「他チームのマシンを見ると、かなり異なるソリューションが採用されていて、特に興味深いものがいくつかあった」と説明した。

「アウディのサイドポッドはかなり興味深い。彼らは異なるソリューションを採用していて、これに似たものは他にない。数年前のウイリアムズを少し連想させるかもしれない。我々は彼らがありふれたものを流用するだろうと思っていたが、明らかにそうではなかった」

 続いてマーシャルはアストンマーティンにも目を向け、「サスペンションジオメトリーが非常に興味深い」と述べた。

「リヤはかなり野心的で、とても興味深い。確かにその背後には何らかの関心を抱く理由がある。フロントサスペンションもまた非常に興味深いもので、昨年我々が手がけたものからヒントを得たのかもしれない。多くの点で非常に似ている」

 グリッド前方のライバルであるフェラーリについては、マーシャルは、特にリヤウイングが印象的だったと語った。

「誰もがそれを見て、『ああ、なるほど、問題ない』と思った。そこで本当に合法なのかと尋ねたところ、『問題ない』と答えをもらった。それなら、よくやったということだ」

「排気口にも興味深い工夫が凝らされていて、誰もが『これはなかなかおもしろい』と思った」

「フロントウイングも非常に独特だが、各チームによって様々な形状が見られる。誰もがフロントウイングは同じように見えると思っていたが、実際は違った。どのマシンにも、見ていて『これは我々が考えていたものとはまったく違う』と思える部分があると思う。当初考えていたほど画一的なものではなく、目を引く要素がたくさんあるということだ」

[オートスポーツweb 2026年04月28日]

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