
日本が世界に誇るヘビーメタルバンドLOUDNESSの45周年記念ツアー2025−2026 Chapter3「LOUD CRAZY LOUD」が5月3日、東京・Zepp Diver Cityで開幕する。
ボーカル二井原実(66)がこのほど、日刊スポーツの取材に応じ、08年に肝細胞がんにより49歳で亡くなったオリジナルメンバーの“ひぐっつぁん”こと樋口宗孝さんと、その後を引き継いだ鈴木“あんぱん”政行(53)について語った。
LOUDNESSの歴史において、最も衝撃的な出来事は樋口さんの早過ぎる死だ。「バンド仲間が亡くなるということですから、これはちょっと…」とすると、「(メンバー)それぞれがどんな思いなのか。僕はその確認をしたことないんです」とした。「もうぶっちゃけて言うと、あまりその話題は、メンバーで深く話し合ったこともないです」と明かした。
「ひぐっつぁんが亡くなったという事実。見送った、葬式をしたという事実。もうステージにはいないという事実。この3つの事実は共有しているけど、それぞれがどういう思いでいるのかは、僕は分からないですし、話をしたことがない」と明かし、「今自分が66歳になって、49歳で亡くなったというのが、本当に若いうちに亡くなったんだなって」と続けた。「惜しい。本当に偉大なミュージシャンを早くに失ってしまった」と思いをかみしめた。「ひぐっつぁんが生きていてくれたら、今頃ラウドネスがどんなことになっていたんだろうかというのは、ちょっとありますよね」と吐露した。
樋口さんが療養中のツアーでは、日本を代表するドラマー“手数王”こと菅沼孝三さんが代役を務めた。「菅沼くんの他にもそうる透さんとか名だたるドラマーとやってきたけど、そのみんなが『コピーはできる。でも、楽譜にして同じようにたたいても、ああいう風にならない』と同じことを言うんです」。樋口さんは唯一無二のグルーブ感の持ち主だったという。
|
|
|
|
そんな樋口さんの後任となった鈴木。当初はファンから樋口さんと比較され、苦悩することもあった。「レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムの後に入るようなもの。前のミュージシャンが偉大すぎて、かわいそうということもある」と振り返り、「(樋口さんが)技術だけではなく、カリスマ的なドラマーだったので、あんぱんにはちょっと厳しい月日がしばらく続いたと思います」と説明した。
当時から「あんぱんはあんぱんならではのドラムで、新しい空気を吹き込んでくれたら、それでいい。“ひぐっつぁんの後釜”ではなく、“あんぱんの入った新しいラウドネス”をつくっていくというスタンスだった」という。
「そういう意味で言うと、ツーバスでドコドコやってね」とワンバス(バスドラムが1つのセッティング)にこだわった樋口さんとの違いを例にあげ、「すごく不器用なドラマなんだけど一生懸命で存在感がある」とし、「海外ではタッカン(高崎晃)に次いで歓声が大きいから!」と続けた。
その鈴木は18年、脳梗塞(こうそく)を発症。「僕が彼の立場だったら、もうさっさとごめんなさいをする」とした。「それくらい、ラウドネスというバンドは半端ないんです。このバンドで普通にたたけるだけでもすごいんだけど、病気をしてはい上がって、またこのバンドでたたいているのは恐るべしですよ」と、メンバーならではの、愛のある称賛を送った。【川田和博】
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2026 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。

久々に公の場に登場 壇蜜が笑顔(写真:TBS NEWS DIG)67

【 倉田真由美 】 「ヘルプマーク」について 「安易な使用で、せっかくの善意のマークに誤解が広まらないように願う」 SNSで想い(写真:TBS NEWS DIG)80