
【動画】セリフ一切なし『しびれ』特報
本作は、内山拓也監督が故郷である新潟を舞台に、自分の居場所を探す孤独な少年が、息をのむような大きな愛を知るまでの20年間を描いた、オリジナル脚本による自伝的作品。
昨年11月に開催された第26回東京フィルメックスでは、日本作品で唯一、コンペティション部門に選出。マティアス・ピニェイロ監督ら審査員から「静寂と変化、柔らかさと硬さが内包され、バランス感覚に満ちた映画である」と評され、審査員特別賞を受賞。そして、今年2月に開催されたベルリン国際映画祭では、パノラマ部門に正式出品され、ベルリン国際映画祭ディレクターのマイケル・シュトゥッツから「観る者の心に長く余韻を残す作品」と高く評価された。
本ビジュアルには、主人公・大地(北村)と大地の母・亜樹(宮沢)が、物語の舞台となる新潟の海岸にて、寄り添い、真っすぐ前を見つめている姿が写し出され、2人が刹那的な幸福をかみしめている瞬間が切り取られている。
特報は、一切せりふが発せられない。車を走らせる大地を捉えた映像から始まり、大地が後ろを振り向いたその後は、子供の頃の過去の大地の記憶の断片が映し出されていく。鏡台の前に座り、ビール片手に夜の仕事へと出かける準備をする母の横顔。そして、その準備を手伝う子供の頃の自分。波が荒れ狂う日本海。母の不在時、生き延びるためにあてどなく歩いた景色…。そして、母と2人きりで過ごせたわずかな時間。大地の20年間の断片が映し出されている。アートディレクションを務めるのは上西祐理。写真は写真家・トヤマタクロウによるもの。
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映画『しびれ』は、9月25日より全国公開。

