「母親は"昭和の伝説的歌手"」大河や朝ドラで存在感を放つ40歳・実力派の正体。NHKが「2世」を重用し続ける"納得の理由"とは

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2026年05月06日 09:20  女子SPA!

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画像:株式会社アミューズ プレスリリース
 さまざまなジャンルで親が芸能人の「2世」が活躍しているが、特に多いのが「2世俳優」だ。最近では祖父も芸能人だった「3世俳優」まで登場し、ドラマや映画で存在感を示している。

 そんな中、2世俳優を多く起用しているテレビ局がNHKだ。現在放送中の大河ドラマ『豊臣兄弟!』をはじめ、朝ドラ『風、薫る』、夜ドラ『ラジオスター』にも2世俳優が出演中で、各作品の主要な役を務め、高い存在感を放っている。

◆NHKが「2世」を重用する理由

 なぜ、NHKは2世俳優を好むのだろうか? 民放キー局の編成担当者に話を聞いた。

「NHKは受信料で成り立っているため、キャスティングした俳優がトラブルを起こすと、民放以上に視聴者から批判を受けます。そのため、キャスティングの際はトラブルを起こさない俳優が重視されます。親も芸能人で信頼のおける2世俳優が好まれるのはそのためで、特に現在も親が作品に出演している2世が人気です。

 2世俳優はトラブルを起こせば自分だけでなく親にも影響が及ぶため、一般の俳優より慎重に行動する傾向があります。かつて高畑淳子さんが、息子のトラブルによって女優生命の危機に直面したことがありましたが、あの一件以降、2世俳優はより一層、行動に気をつけるようになりました。こうした安心感から、NHKは2世俳優を多く起用しているのだと思います」

◆大河に集結する豪華な2世・3世

 では、NHKはどのような2世俳優をドラマに起用しているのか。NHKから「安心して任せられる俳優」として高く評価されているのが、『豊臣兄弟!』で主演を務める仲野太賀だ。

 高い人気と確かな演技力を誇る仲野は、父が俳優の中野英雄。13歳で芸能界入りしたキャリアを持ちながら、これまで目立ったスキャンダルはなく、週刊誌などで悪評が報じられたこともない。温厚な人柄の2世俳優として知られ、業界内外での好感度も高い。

 NHKが最も力を注ぐ大河ドラマだけあり、仲野以外にも多くの2世俳優がキャスティングされている。歌手・松崎しげるの長男である松崎優輝、市川中車(香川照之)の息子で歌舞伎俳優の市川團子、そして祖父が緒形拳、父が緒形直人、母が仙道敦子という3世俳優の緒形敦まで名を連ねている。

◆夜ドラ主演を張る哀川翔の娘

 夜ドラの最新作『ラジオスター』で主演を務める福地桃子もまた、代表的な2世俳優のひとりだ。父は俳優の哀川翔、母は女優・タレントの青地公美という芸能一家に育ち、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や連続テレビ小説『なつぞら』にも出演。NHK作品への出演が多く、同局の信頼を集める俳優といえる。

◆朝ドラで存在感を放つ”実力派”の正体

 朝ドラ『風、薫る』にも、大物芸能人を両親に持つ2世俳優が出演している。見上愛演じる主人公・一ノ瀬りんの夫・奥田亀吉を演じる三浦貴大だ。父は俳優の三浦友和、母は昭和を代表する歌手・山口百恵という、誰もが知る芸能一家の出身。

 名バイプレイヤーとして多くの作品に出演する三浦も、これまで目立ったスキャンダルがなく、大河ドラマをはじめNHK作品への出演が多い。「安心してキャスティングできる俳優」として、同局からの信頼も厚い。

 若手を中心に、2世俳優はスキャンダルが少なく、好感度も高い傾向にある。今後もNHKのドラマで、2世俳優たちが重宝される場面が増えていきそうだ。

<文/ゆるま小林>

【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆

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