家に帰ったら、愛猫が消えていた! 連れ去り犯の「母親」から知らされた、“とんでもない行き先”とは?

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2026年05月07日 09:00  女子SPA!

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 恋人と別れ話をした直後、愛猫をめぐって「その猫は俺のものだ」と言われたら――あなたはどう対応しますか?

 今回は、同棲中に一緒に暮らしていた猫をめぐり、元恋人の身勝手な主張に振り回された女性のエピソードをご紹介します。

◆別れ話の際にされた、思いもよらない主張

 斉田茉里さん(仮名・29歳)は、同棲して2年になる祐介さん(仮名・30歳)と別れることになりました。

「祐介の浮気が二度も発覚し、私が耐えきれなくなり別れを告げました。私が祐介と付き合う前から飼っている愛猫のマロンと一緒に住める新しい部屋を探して、出ていくことにしたんです」

 ところが、別れ話を切り出した途端、祐介さんは思いもよらない主張をしてきたそう。

「マロンは俺の方に懐いているし、マロンは俺にとって生涯で1匹の大切な猫だから、連れて行くな」

 その言葉を聞いた瞬間、茉里さんの中で何かがはっきりと切れたといいます。

◆ろくに世話もせず、気まぐれに可愛がっていただけ

「はぁ? 私のことは大切にせず二度も浮気したくせに何言ってるの? お前なんかに私の大切なマロンちゃんを任せられるわけないだろ! と思いましたね。

 祐介はろくに世話もしないで、ただ気分が良い時に可愛がっているだけでした。マロンちゃんが夜中グッタリした時に、私は心配ですぐに夜間診療している動物病院に連れて行ったけど、お前はずっと寝ていたじゃないか! とか、また色々思い出してしまい……やっぱり別れることにして正解だったなと思いました」

 そもそもマロンちゃんは、茉里さんが一人で保護施設から引き取った猫でした。加えて、日々の世話や通院、体調管理を担ってきたのも茉里さんです。それにもかかわらず、祐介さんは当然のように「自分の猫」だと主張し始めたそう。

「当然『マロンは私の猫だ!』と主張しましたし、とにかくこの部屋を早く出ていかないとと焦りましたね」

◆帰ったら……マロンちゃんがいない!

 そんな中、決定的な出来事が起こります。ある日、仕事から帰宅すると、部屋には祐介さんの姿も、マロンちゃんの姿もありませんでした。

「マロンが心配で心配で、心臓がバクバクしました。祐介に連れ出されてしまった? どうしよう? すぐに祐介へ何度も電話しましたが、出ませんでしたね」

 連絡が取れないまま眠れぬ夜を過ごし、迎えた翌朝。思いがけない相手から電話がかかってきました。

「祐介のお母さんからでした。お母さんとは何度か食事をしたことがあって連絡先を交換していたんですよ。お母さんは困ったように『祐介が猫ちゃんを連れてきたんだけど、私は猫アレルギーだから苦しくてたまらないの。よかったら祐介が寝ている間に迎えに来てくれない?』と言われて。もちろんすっ飛んで行きました」

◆「せっかく俺と駆け落ちしたのに!」

 祐介さんは、猫アレルギーの母親が暮らす実家に、マロンちゃんを無断で連れ出していたのです。当然、茉里さんへの連絡は一切ありませんでした。

 無事にマロンちゃんを引き取ることができ安堵した茉里さんでしたが、もはや元の部屋に戻る選択肢はなかったそう。

「仕方がないので、私もしばらく女友達の部屋に、マロンちゃんと一緒に身を寄せさせてもらうことにしたんですよ」

 すると今度は、目を覚ました祐介さんから烈火のごとく怒り狂った電話がかかってきたといいます。

「マロンを勝手に連れ出したな? せっかく俺と駆け落ちしたのに!」

 現実を直視しないその言葉に、茉里さんは強く言い返しました。

「『お前が勝手に連れ出しただけだろ?』と切ってやりました。駆け落ちとか言って自分勝手に盛り上がって、マロンの気持ちも考えずに連れ回して、心底腹が立ちましたね」

◆泥沼化したトラブルは、まさかの形で決着

 その後も祐介さんからの一方的な執着は続き、「マロンに会わせろ」と何度も連絡が来たそう。こうして身勝手なペットの私物化トラブルは、所有権をめぐり泥沼状態に。

 しかし、ある日を境に状況は突然変わります。

「祐介に新しい彼女ができたんですよ。そしたらパッタリとマロンへの気持ちはなくなったみたいで。連絡がこなくなりホッとしました(笑)」

 浮気を繰り返し、別れ際には猫までも自分の所有物のように扱った祐介さん。その自己中心的な振る舞いが際立つ一方で、最後に守られたのは、日々の世話と責任を背負ってきた茉里さんとマロンちゃんの穏やかな生活でした。

「もうしばらく恋愛なんてする気になれませんね。マロンさえいてくれれば充分です」と苦笑いする茉里さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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  • てゆっか、次の彼女になった人、気の毒
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