画像:フェンディ ジャパン株式会社 プレスリリースより(PRTIMES) 海外ドラマ『SHOGUN 将軍 シーズン2』(Disney+)の撮影のため、Snow Manでの活動を休止し、今年1月からカナダ滞在している目黒蓮さんが、3か月ぶりに日本に帰国し存在感を見せています。
今回の一時帰国は、4月公開の主演映画『SAKAMOTO DAYS』のPR活動が主な目的。その一環で出演した朝のバラエティ番組にて話した恋愛エピソードがやや生々しく話題になりました。
この発言を受け、SNS上はちょっとした騒ぎに。それでもなお、目黒さんの人気は衰えを見せません。なぜ、目黒さんはグループ活動休止、国内長期不在でも別格の存在感を増しているのでしょうか。
◆彼女疑惑で界隈はざわつくが…
事の発端は4月30日放送の『ラヴィット!』(TBS系)での発言。生放送中に「パートナーからテレビに出るアイドルの女の子が可愛いか聞かれたらどうするか」というテーマに対し「一緒に2人でテレビ見てたら、多分あんまテレビを見なくて。どっちかって言うとこっち(隣の彼女)を見てることの方が多い…多いと思ってたんで」と話しました。
誠実で嘘がつけなさそうな目黒さんの発言は具体的で、さらに語尾を修正したこともあり「現在進行形で彼女がいるのでは?」と一部ファンの間で疑惑が沸騰。「憶測にすぎない」とする擁護派と意見がぶつかることになりました。
それでも今年に入ってからの彼の主演映画興行収入は、2月の『ほどなく、お別れです』が40億円、『SAKAMOTO DAYS』が公開から12日間で18億円と大ヒットを記録。
2023年の『わたしの幸せな結婚』、2025年の『トリリオンゲーム』に続く、4作連続20億円超えという偉業が見えています。5月にはブランドアンバサダーを務めるFENDIのスペシャルムービーが発表されるなど勢いは増すばかり。
◆映画『SAKAMOTO DAYS』で見せたギャップ
最新2作『SAKAMOTO DAYS』と『ほどなく、お別れです』は、目黒さんがカナダ滞在で満足な宣伝が出来ない中でも圧倒的な結果を残し、時代の象徴的スターとして別格の存在であることの裏付けとなっています。
4月末に公開となったばかりの映画『SAKAMOTO DAYS』では、脱力系コメディが特徴の福田雄一監督のもと、とにかくギャップが要求される作品でした。
元最強の殺し屋・坂本太郎は、普段は穏やかな家族思いの父親で、目黒さんに約4時間の特殊メイクをほどこし140kgの巨体を再現。しかし、刺客とのバトルでカロリーを消費すると急激に痩せ細るという役柄です。
◆目黒蓮だからこそ成立した実写版
今作の中で目黒さんは「ふくよかさと速さ」、「日常と戦闘」、「コメディとシリアス」を俊敏に往来。
彼自身、普段は柔らかい雰囲気で真面目そうに見えますが、ライブのステージではキレのあるパフォーマンスと眼差しで鋭さと色気を放ち、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)などバラエティ番組でお笑いについても鍛えられている。そんな多面性のある目黒さんだからこそ、実写版・坂本が成立したと言えるでしょう。
また、ダンスで鍛えた身体能力とアクション映えする体格は唯一無二。手足が長く、動きが大きく見えるため、狭い空間でのアクションは迫力満点。本人も公式に「今後自分の武器になるかもしれない」とコメントを寄せるなど、手ごたえを掴んだようです。
◆時折見せる「淡い儚さ」に引き込まれる
一方で、目黒さんを語るうえで欠かせないさらなる魅力があります。それは時折見せる「儚さ」です。
浜辺美波さんとW主演の前作『ほどなく、お別れです』では、葬祭プランナー・漆原礼二として静かなオーラと包み込むような優しさを放ち、儚い心の機微を細やかに表現してみせました。
感情を大きく爆発させるよりも、視線、間、声のトーンで見せる演技を柔軟にこなし、目黒さん独特の低い声も相まって、物語に説得力をもたらしました。
目黒さんの「儚さ」は演技面だけではなく、その生き方にも見え隠れしています。一挙手一投足が常に注目される一因はそこにあるのではないでしょうか。
◆「結婚はめちゃくちゃしたい」発言へのファンの想い
目黒さんが俳優としてブレイクするきっかけとなったのは、2022年の大ヒットドラマ『silent』(フジテレビ系)。難聴になったことを隠し一方的に別れを告げ、突如姿を消した元カレ役で見せる憂いを帯びた表情が印象的でした。
また、2024年にはトーク番組『ボクらの時代』(フジ系)で、結婚願望について「めちゃくちゃしたい」と正直に吐露。
「僕も1人の人間なんで。やっぱり結婚はしたいし、家庭も持ちたいしっていう気持ちがある」と語りつつ、独身であり続けて欲しいという声に対しては、「僕だけで幸せを感じていてほしくない」「僕はもう二の次で、僕以外のものだったり人で、一番に幸せを感じていてほしくて」と素直な思いを打ち明けました。
そのため、彼がいつ結婚をしてもおかしくないという覚悟をしているファンも多いのです。
同時期には、多忙のためか体調不良となり活動を休止。ドラマ『海のはじまり』(フジ系)の撮影も一時延期に。そして現在、Snow Manの活動を休止してでも海外ドラマ撮影に挑戦しています。
こうした背景を鑑みて、SNS上からは「アイドルを辞めないで」という意見のほかに「目黒くんの背中みると『行かないでー消えないでー(儚)』の感情になる」「MVの目黒くんも儚い…消えそう…消えないで…」と、芸能界から去ってしまうことを不安がる声もあがっています。
◆目黒蓮という留まらない“光”
ふと消えてしまいそうで、アイドル界や日本からいなくなってしまうかもしれないという「儚さ」や「淡い美しさ」が、今、断続的にのみ活動が確認出来る彼の存在感を逆に際立たせ、カリスマ性に繋がっている。
私たちは今、目黒蓮という“永遠に手元には留めておけない光”を追いかけているのかもしれません。
<文/こじらぶ>
【こじらぶ】
ライター・コラムニスト。上智大学大学院外国語学研究科修了・言語学修士。ドラマ、男性&女性アイドル、スポーツ、エンタメ全般から時事ネタまで。俳優、アイドルなどのインタビューも。X: @kojirabu0419