映画『名無し』(公開中)メイキング写真(C)佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ (C)2026 映画「名無し」製作委員会 佐藤二朗が原作・脚本・主演を務める映画『名無し』が公開中だ。このたび、シリアスな本編とは対照的な“笑顔あふれる撮影現場”を収めたメイキング映像と写真が解禁された。
【動画】映画『名無し』メイキング映像 本作は、俳優・脚本家・映画監督としても活躍する佐藤が生み出した衝撃作。公開直後から、「一筋縄ではいかない社会性を帯びた作品」「観る側にも覚悟が必要」といった感想がSNSを中心に広がっている。
そんな重苦しい世界観とは一転、今回解禁されたメイキング映像では、佐藤をはじめ、丸山隆平、MEGUMI、佐々木蔵之介らキャスト陣の和気あいあいとした撮影現場の様子が映し出される。
映像の中でも特に目を引くのが、“名無し”役の佐藤による衝撃的な“断髪式”だ。映画『爆弾』でも丸刈り頭が話題となったが、本作ではボロボロの衣服、歪んだ表情、乱雑に刈られた頭という強烈なビジュアルを作り上げるため、城定秀夫監督やヘアメイクと綿密に相談しながら役作りを進めていたという。
さらに、血のりを顔中に塗られながら「コーヒーの匂いがするね!」と現場を和ませたり、獣のような表情での演技から一転、カットの声を聞き逃しておどける姿を見せたりと、お茶目な一面ものぞかせている。
一方、“名無し”の少年時代を救う警察官・照夫役の丸山隆平は、極寒の撮影現場でスタッフを鼓舞。12月のマンション屋上で行われたアクション撮影では、「声出していこう!」と声を張り上げ、緊張感漂う現場を支えていた。
また、“名無し”の異能を最も恐れる女性・花子を演じたMEGUMIは、「ものすごく濃厚で、俳優としても大きなチャレンジをさせていただきました」とコメント。刑事・国枝役の佐々木蔵之介も、「こんなに出来上がりが楽しみな映画はないです!」と作品への期待を語っている。
あわせて解禁されたメイキング写真では、血まみれの姿にもかかわらず満面の笑みを浮かべる佐藤をはじめ、本編とのギャップを感じさせる瞬間が多数収められている。
さらに、“名無し”の幼少期を演じた和彦と、昨年の主演作『ふつうのこども』で注目を集めた嶋田鉄太、丸山による和やかなオフショットや、警察署シーンの合間に笑顔を見せる佐々木の姿も公開。佐藤、MEGUMI、城定監督による3ショットなど、キャスト・スタッフの強い信頼関係もうかがえる内容となっている。
クランクアップ時、佐藤は「自分が5年くらい前に一人でウジウジ考えてこしらえた物語が、こうやってたくさんのスタッフ・キャスト、たくさんのプロの手によって形になっていく。本当に毎日充実した思いで、本当に楽しくワクワクしながらこの1ヶ月弱過ごすことができました」と撮影を振り返り、作品への深い思い入れと現場への感謝を吐露。
さらに、“名無し”こと山田太郎というキャラクターについては、「実際、自分でやってみたら放心状態です」と語り、全身全霊で役と向き合っていたことを明かした。
狂気に満ちた物語の裏側にあった、キャスト・スタッフたちの温かな空気感。そのギャップもまた、『名無し』という作品の魅力のひとつとなっている。
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